季節に合わせて器も衣替え
クローゼットの中と同じように、食器棚の中も衣替えをする我が家。寒い時期には、ほっこり、ぽってり温かみのある器を使いたくなるので、それらを取り出しやすく目につくところへと並べます。そして夏には、涼しげなガラスもの、白っぽいもの、エスニック風なものなどが前面へ出てきます。おもてなし感のある夏仕様の器あれこれ
そんな夏仕様の器の中でも、今回は少し「おもてなし感」のあるコーディネートに使えるアイテムをご紹介します。繊細なエッチングが魅力
透明度の高いアクリルで出来た涼しげな升。市松模様や松葉模様、唐草模様など、和を感じさせるエッチングの模様は、日本酒はもちろんお料理にも使いたい、盛り付けたくなる器です。
素材の透け感を生かして、上からの見た目だけではなく、横からの見え方も意識して盛り付けるのが、この器を使う楽しさです。横から見て層になるように、色鮮やかな素材を重ねていったり、透明感のある素材を盛り付けたり。金平糖やキャンディなどのスイーツ・デザート系、お花を活けても素敵ですね。
●盆ざる
道具の盆ざるも使い方次第で。
竹素材のものがちょっとテーブルにあるだけで涼しげに見えるので、お料理を盛るのもですが、例えば人が集まる時には、カトラリーやナフキンなんかを乗せてトレーのように使うのも素敵ですね。
ビビットカラーはエスニックテイストにぴったり
一般的に、「寒色系の器は食べ物が美味しそうに見えない」と言われてますが、組み合わせや盛り付け方でクリアできるのですよ。ブルー系の器にイエロー・オレンジ系のクロスや小物を合わせたり、大胆なエスニック柄と合わせてみると、夏ならではのビビットな組み合わになり、夏気分を楽しむコーディネートになります。
この組み合わせに、沖縄のリサイクル・手拭きガラスのタンブラーや、ちょっと色のついたアジアンなグラスなどを組み合わせて、エスニックパーティーというのも素敵です。
このような、大胆な色柄使いの時に合わせるグラスは、ちょっと厚みのある手作り感のあるグラス類にしてください。繊細な薄手のグラスやカフェ風の耐熱グラスよりもバランスよくコーディネートが決まりますよ。