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原巨人が2年ぶりの交流戦優勝でまずは1冠を獲得

巨人は6月22日、“交流戦優勝決定戦”となったソフトバンク最終戦で快勝し、2年ぶり2度目の優勝を飾った。リーグの順位でも2位・広島に2・5ゲーム差をつけての首位に立っている。

瀬戸口 仁

執筆者:瀬戸口 仁

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原監督の信念が、2年ぶりの制覇につながる

交流戦前にはリーグ首位だった広島に最大4・5ゲームものリードを許していた巨人だが、交流戦優勝を決めた22日現在、2位・広島に2・5ゲーム差をつけて首位に立っている。目指すはリーグ3連覇、日本一奪回、そしてアジア制覇だ。

交流戦前にはリーグ首位だった広島に最大4・5ゲームものリードを許していた巨人だが、交流戦優勝を決めた22日現在、2位・広島に2・5ゲーム差をつけて首位に立っている。目指すはリーグ3連覇、日本一奪回、そしてアジア制覇だ。

巨人は6月22日、“交流戦優勝決定戦”となったソフトバンク最終戦(東京ドーム)で10対5と快勝し、2年ぶり2度目の優勝を飾った。球団創設80周年のメモリアルイヤーでの初タイトルで、賞金3000万円を獲得した。

前日21日の同カードで好機に代打を送られた村田修一内野手が、二回の9号2ランを含む2安打4打点、。投げては4年目の小山雄輝投手が6回3失点で交流戦チームトップとなる3勝目をマークした。

「交流戦に入る前に“優勝しよう”と声高らかにチームの中で目標を掲げた。選手の力によって、ギリギリではありましたけど、勝ち取ることができました。久しぶりに緊張感の中で、勝つべくして勝った」。そう語る原監督には胸を張る理由があった。

今年の交流戦は16勝8敗で終えたが、先制点を奪うとチームは14勝2敗、勝率.875の好成績。8日のロッテ戦からは先制試合に7連勝と先行逃げ切りの勝ちパターンを確立した。また、1点差試合に7勝1敗。「2点取られたらなら3点、1点しか取れない時は0点に抑える。しぶとく僅差のゲームをものにする」という原監督の信念が、2年ぶりの制覇につながったのだ。

5月29日に父・貢氏(東海大野球部名誉総監督)が79歳で亡くなった。「師であり、父であり、理解者だった」と息子がいう貢さんの口癖は、「(勝負は)げたを履くまでわからない」だった。

5月31日のオリックス戦(京セラドーム)、金子に9回まで無安打に抑え込まれながら延長12回で勝ちをものにした。6月15日の楽天戦(コボスタ宮城)、小山を無失点ながら4回2/3で降板させ、守備に不安のあるセペダを5回裏の守備から下げ、勝利をつかんだ。父から受け継いだ最後まであきらめない勝利への執念が実った。もちろん、内海の離脱に小山、今村が応え、アンダーソン、橋本の故障離脱を亀井、中井ら故障からの復帰組が埋めるなど、選手たちの踏ん張り、気概も忘れてはならない。

交流戦前にはリーグ首位だった広島に最大4・5ゲームものリードを許していた巨人だが、交流戦優勝を決めた22日現在、2位・広島に2・5ゲーム差をつけての首位に立つ。「交流戦前と現在ではチーム力は上がっている。着実に前に進んでいると思う。でもまだ70%。まだできるチームだ」と原監督。球団創設80周年のメモリアルイヤーにまずは1冠獲得だが、リーグ3連覇、日本一奪回、そしてアジア制覇と待ち受ける目標に、これ以上ない弾みが付いたことは確かである。
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