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ホーム向け万能ノートPC「ASUS X553MA」

ASUSのX553MAは15.6インチのディスプレイを搭載したベーシックノートと言われるジャンルの製品です。DVDドライブを搭載しており、DVDを再生したり、音楽をリッピングできたり、ステレオスピーカーも搭載し、音楽を再生したりDVDを見たりできます。また、大型ディスプレイでデジカメ画像表示したり、ワープロ使ったりと、いろんなことに万能的に使える感じです。5万円を切る価格を実現したこのノートPCの実力を試してみました。

一条 真人

執筆者:一条 真人

デジタルガイド

ASUSのX553MAはベーシックノートと言われるジャンルの製品です。ディスプレイは15.6 インチのものを採用し、DVDの光学ドライブも搭載しています。ステレオスピーカーも搭載し、音楽を再生したりDVDビデオを見たり、デジカメ画像表示したり、ワープロ使ったりと、いろんなことに万能的に使える感じのノートPCです。

X553MA

万能的に使えるノートPC「X553MA」


DVD

DVDドライブも搭載



外観

デザイン的にちょっと特徴的なのはその天板のデザインで、それがスピン加工です。このスピン加工というのはASUSのトップモデルのZENBOOKでよく使われているデザインで、連続した円が連なるような感じで、水に波紋が広がっていくような感じで、ちょっとおしゃれに見えます。ZENBOOKとの違いはZENBOOKの素材が金属であるのに対して、X553MAはプラスティックであることです。X533MAはデザイン的な処理によって、プラスティックを安っぽくなく、クールに見せています。

ZENBOOK

左が初代ZENBOOK、右がX553MA



ボディーカラーは白と黒の2色があります。白モデルの方もシンプルでオシャレな印象を受けますね。

ホワイト

オシャレなホワイトモデル


そのボディサイズは幅380×奥行き258.2 ×25.3ミリです。重量は2.2キロになります。モバイルノートと比較するとさすがに大きめなボディですが家の中で使う分には問題ないでしょう、

このディスプレイの解像度はフルHDではなく1,360×768ドットのHD解像度です。フルHDでないのは残念ですが、付属のDVD再生プログラムでDVDを再生しても特に画質的な問題は感じません。

DVD

付属のDVD再生ソフト


発色やコントラストなど、ディスプレイの表示クオリティは同じ価格帯で考えれば平均的な印象で悪くはありません。しかし、気になるのは反射というか映り込みがやや強いことで、環境によっては、DVDビデオなどを真剣に鑑賞しようとしたときにちょっと気になるかもしれません。気になるなら、HDMI接続でテレビに接続するという手もあります。


キーボード

キーボードは最近主流のアイソレーテッドタイプです。ボディが大きいのでテンキーも搭載しています。このキーボードはタッチも悪くはないですが、実務でバシバシ使うにはちょっと心配な部分があります。

ちょっとハードにタイプすると、キーボード部のボディがたわむためです。ホームユース程度では問題ないと思いますが、毎日5時間も6時間もタイプするような用途には向かないかも知れません。また、実務的にバリバリ使いたい人はキーボードを接続するという手もあります。

パームレスト部分はあまり熱くならなくていい感じです。搭載しているCPUはあまり熱くならないので、パームレストの温度面では心配いらないでしょう。

キーボード

キーボードはテンキー付



拡張性

拡張性としては、USB3.0ポートを1つ搭載しているので、高速なデバイスを接続できます。加えて、USB 2.0ポートを1つ搭載しているので、USBポートを 合計2つ搭載してることになりますが、これはボディの大きさの割には少ない印象を受けます。

その代わりにHDMIポートやVGAポートを搭載しているのですが、最近はもうVGAっていらないんじゃないか?と言う気がしないでもありません。

また、有線LANポートも搭載しているので、有線LANが使える環境では便利です。ただし、100BASE対応でギガビットには対応していません。

USB

USB3.0も搭載



パフォーマンス

CPUはインテルのCeleronプロセッサーのM2830です。WinScoreShare(つまりはエクスペリエンスインデックス)をみるとやっぱり4.1ぐらいで、ネットサーフうやFaceBookやDVDビデオ再生や軽いビジネス用途にはバッチリだけど、まぁ、長時間のVIDEOをエンコードしたりするにはちょっと辛いかなと思われます。

スコア

WinScoreShareのスコア



カタログスペックではバッテリ駆動時間は7時間以上ですが、実使用で3~4時間ぐらいという感じです。BBenchで省電力モードで、ディスプレイを比較的明るくした状態でWebブラウズ、キー入力オンにして計測したところ、残り10%まで10933秒。つまりは、約182分なので、実使用の結果を裏付けています。

カタログスペックよりはかなり短いですが、このモデルは家の中で持ち歩く使用が多いと思えるので、これで問題ないかと思います。

まとめ

このノートPCは家の中で、気軽に万能的にいろいろ使えます。 DVDビデオを見たり、デジカメ画像を取り込んでみたり、ネットサーフしたりという風に、リビングにあれば、一家に1台的に楽しく使えるノートPCなのではないかと思います。価格も5万円を切るので、気軽に購入して、気軽に使う、コモディティ的な使い方が似合っているPCだとと思います。



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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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