ふたつのリンゴマークが向かい合う店内
けやき並木が立ち並んだ通り沿いに建つ「アップルストア表参道」は、3面ガラス貼りの開放的な景観が印象的な空間。9.5メートルの高さを誇るガラス貼りは圧巻のひと言で、国内のアップルストアの中でも最大の大きさを誇っているそうだ。そしてショップの外からでも目を惹くのが、高い天井に吊るされたアップルの巨大な電飾ロゴ。国内のアップルストアでは初の設置となるこの電飾ロゴは、そのままでも十分に印象的だが、通りに面したガラスに反射するとさらに美しい。ふたつのリンゴマークが向かい合うその様子は、このストアを象徴する景色と言えるだろう。
店内は1階と地下の2フロア構成となっており、上階にはMacbook Pro、iPadなどアップルの提供する各種機器がズラリ。日光が差し込む環境のなか、最新のアップル機器を体験することができる。
地下にはストア限定アイテムも、螺旋階段にも注目
1階を見たらつぎは地下へ。しかし、そこでもひとつ注目したい点が。店内中央に設けられたガラスとスチールで作られた螺旋階段は、なんとアップルストアとしては世界初のデザインなのだ。ぜひ、一歩一歩噛みしめるように降りてもらいたい。地下には各種アクセサリなどが販売されているほか、日本初となる“360度Genius Bar”を展開。機器の修理受付を始め、アップル製品に関してあらゆるサポートを提供するGenius Barだが、これまで国内で展開されていたソレはすべて対面形式となっており、スタッフと利用者のあいだにはカウンターという隔たりが横たわっていた。しかし、アップルストア表参道ではそれを取り払い、広いテーブルをぐるりと囲むようにイスを設置。スタッフは利用者の隣に陣取り、より身近な対応を行うことが可能となった。
360度になって、スタッフがより身近に。
地下に並ぶアクセサリのなかには、表参道店限定のアイテムも。「Omotesando + kiriko エアージャケット for iPhone 5/5s」は、日本の伝統工芸である「切子」の技法を応用したiPhone 5/5s向けジャケット。描かれた模様はストアと表参道の街並みを表現した地図になっており、装着するとiPhone背面のロゴがちょうど店舗の位置になるというこだわりの仕様となっている。
もうひとつの限定アイテム「Beats by Dr. Dre Pill 2.0 Speaker Omotesando」は背面に表参道を象徴する灯籠のイラストを刻印。箱には灯籠のシルエットを描くなど、じつに表参道らしい仕上がりとなっている。
両商品ともネット通販が行われているが、ジャケットのほうは6月12日時点で完売状態。確実に手に入れたい人はストアへ足を運んだほう早いかもしれない。
なお、6月13日のオープン当日には先着で5000名にオリジナルTシャツをプレゼント。十分な数ではあるが、本日の内覧会時点で早くも待機列ができていたので「絶対に手にいれたい!」という人は、それなりの覚悟を持ってオープンを迎えたいところだ。
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