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セックスしないとダメですか?【後編】(2ページ目)

恋愛相談で意外に多いのが、「セックスが嫌い」「できればしたくない」「やっぱりしないとダメですよね?」という声。何が引っ掛かっているのか、どうすればいいのか、一緒に考えていきたいと思います。

執筆者:藤嶋 ひじり

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本当に好きになったら「気持ち悪くない」

背中合わせ

スキンシップを避けることは、奥深くまで交流することを避けることなのかも

女性の感度は「どれほど相手を好きか」で大きく変わると、著者は思う。「どうしようもなく好き!」という気持ちは、テクニックに匹敵する。

つまり、セックスに抵抗のある人は、まだ「心から好きな人」に出会ったことが無いだけかもしれない。心から好きになったなら、「この人になら、何もかもさらけ出してもいい」と思えると思う。また、感性が豊かで繊細な部分を持ち合わせた男性が相手なら、とても優しく心の状態を見ながら気持ちを温めてくれるので、「めちゃくちゃ好きな相手」で「繊細な男」を選ぶという方法もあると思う。

 

「からだを捧げる」という受け身

30代でも、まだまだ「捧げる」「させてあげる」という言い方でセックスを語る女性が意外に多いけれど、これには、からだの構造が大きく関係していると思う。

また、女性の場合、自分で触れるよりも、誰かに触れてもらうほうが感じやすいので、そのことも女性の感度の発達が遅れる原因になっているのかもしれない。

でも、女性は本来、男性より快感の度合いも深いと言われており、快感のポイントも全身にある。体験しないで一生を終わるのは、もったいないことかも。それに、せっかく男女が二人で寄り添っていくのなら、セックスを「楽しいこと」と捉えられるほうが、二人の関係も、より深く育むことができるはず。

もしも、受け身でいるのなら、探究心を持って、積極的に自分の身体を知る努力をしてみる価値はあると思う。
 
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