沖縄の観光・旅行/沖縄の離島

天然ビーチとフクギの島、瀬底島で遊ぼう!(3ページ目)

沖縄本島北部、本部半島の先に位置する瀬底島は、天然ビーチが美しく、集落にはフクギ並木や赤瓦の昔ながらの沖縄の風景が残る、静かな島。美ら海水族館まで車で10分ほどの場所に位置するので、本部観光の拠点としてもおすすめです。今回は、橋を渡って行くことができる小さな離島、瀬底島の魅力についてお話ししたいと思います。

小林 繭

執筆者:小林 繭

沖縄ガイド

お洒落カフェでリラックス、瀬底島の食情報

ここ数年のうちにあれよあれよとお店が増えた瀬底島。ちょっと前までは、橋を渡って本部に行かないと何もないイメージでしたが、現在は瀬底島で食や呑みも済ませられるようになっています。わざわざ行きたくなるお洒落なお店もあるので、瀬底島を訪れる理由がまた増えそうです。

■ fuu café
fuu cafe

瀬底島へと抜ける途中にふと現れるfuu cafeは、瀬底島を代表するお洒落カフェ

瀬底ビーチへと抜ける手前にある緑豊かなガーデンカフェ。広々とした空間には、ハンモックや木のテーブルが点在し、思い思いに寛ぎの時間を過ごせるスペースになっています。自家製ハーブ、無農薬・低農薬、有機野菜などの素材にこだわったごはんメニューやスイーツがいただけます。自家焙煎珈琲「瀬底島珈琲」の販売も行なっているので、お土産によいかも。

住所:沖縄県国頭郡本部町瀬底557
営業時間:11:00~サンセット 水・木定休
TEL:0980-47-4885
www.fuu-cafe.net/index.html

■ カフェUKA UKA
uka uka

瀬底大橋を眺めながら過ごすランチやティータイムが楽しめるのがカフェUKA UKA

瀬底大橋を正面に眺めながら寛げるお洒落カフェ。メイン通りからちょっと入った場所にあるため、隠れ家という雰囲気が漂います。島野菜のキーマカレーや、毎朝焼き上げるという国糖バンズのハンバーガーなど沖縄らしいメニューが人気です。

住所:沖縄県国頭郡本部町瀬底2281-1
TEL:0980-47-4774
営業時間: 11:00 ~日没 火休み(祝日の場合は営業)
http://ukauka.jp/

■ オレンジサンセット
瀬底島のメイン通り沿いにあるパスタとピザのお店。スイーツメニューもボリュームがあって美味しいと人気です。お天気のよい日には店内から夕陽が見えるので、瀬底島の夕陽が見えるパスタやさんと覚えておくとよいかもしれません。

住所:沖縄県国頭郡本部町字瀬底4673-1
TEL:0980-47-7545
営業時間:11:00~22:00 水休み

■ 家人寿(やーにんじゅ)
瀬底島の高台にあるペンション兼カフェ・レストラン。沖縄の豊かな食材を豊富に使い滋味深い味わいの食事を提供してくれるお店です。紅いもなど沖縄の味をいかしたスイーツメニューも充実。夜は宿泊客以外は完全予約制となっているのでご注意を。

住所:沖縄県国頭郡本部町瀬底215
TEL:0980-47-5300
http://ya-nin-jyu.com/index.html

■麺や 風太郎(ぷーたろー)

集落のフクギ並木の中にある瀬底島唯一の麺専門店。赤瓦の屋根がしっくりと風景に馴染む景観から沖縄そばのお店と思いがちですが、ここは中華そばや日本そば、うどんがいただけるお店。メニューにはなんとパスタまであり、一品料理も揃っているので、呑み助は一杯やりたくなるかもしれません。

住所:沖縄県国頭郡本部町瀬底45
TEL:0980-47-3046
営業時間:12:00~20:00 木休み


瀬底島の宿泊情報

瀬底島といえば、すぐに大人のプライベートリゾートのFOUR ROOMSを思い浮かべます。FOUR ROOMSという名前とおり全部で4部屋、大人限定のプチリゾートで、オープン当初からかなり注目を集める人気の宿です。そんな素敵なリゾートをはじめ、最近は民宿やペンションタイプの宿もぐんと増えたので、瀬底島ステイも簡単にできるようになりました。

アンチ浜近くにある一棟貸切型の瀬底倶楽部ペンションサンフランセソコヒル、メイン通り沿いにある古民家のお宿一休夕日の宿瀬底島、瀬底ビーチの近くを希望するならペンション美ら島素泊まり民宿やどかりなど。プライベートなステイができそうな家人寿チュランドスケープなどもあり、大型リゾートこそありませんが、それぞれが予算と好みのスタイルに合わせて滞在先を選べるようになっています。

何度も言うようですが、島の魅力はその島に泊まって夜や朝の時間も過ごしてからこそわかるもの。橋を渡って簡単に来ることができる瀬底島ですが、時間があればぜひ瀬底島滞在をおすすめします。

kanashiro

メイン通りにある金城商店。滞在中は何かとお世話になるかも

今の瀬底島は数年ほど前の古宇利島のような印象を受けます。瀬底島同様、沖縄本島から橋を渡って行くことのできる離島である古宇利島が観光客にも注目され、気がついたら宿泊施設やお店の数がどっと増えていったのと同じように、これから瀬底島ももっと観光地化されるのかもしれません。

島のメイン通りにはすでにオープン予定の看板が立つ建設予定地なども見受けられるので、島を訪れる観光客の姿ももっともっと増えていくのかもしれませんね。これから先どんなふうにこの島が変わっていくのかはとても気になるところですが、もしもまだ一度も訪れたことがないとう人がいるのであれば、ぜひ次の沖縄旅行の際に足を伸ばして欲しい離島です。
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