LINE@がリニューアルして、より使いやすくなりました。なによりも魅力的なのは、これまで一方向のやりとりができなかったところに、「お店トーク」という新しい機能が追加されて、お客様と1対1のやりとりができるようになったことです。

そこで、今回はLINE@、Twitter、Facebookのそれぞれの特徴を整理して実店舗におすすめのソーシャルメディアを考えてみましょう。

国内に店舗があるなら絶対LINE@

LINE@のアカウントを作れるのは、実店舗を持つ店舗や施設のみです。店舗があり、LINE@が除外する業界(ギャンブル、風俗など)でないのであれば、LINE@は今回あげる3つのソーシャルメディアでももっともおすすめです。

理由は、やはりユーザーにプッシュでクーポンやメッセージを配信できることです。いろいろなタイプのクーポンに加え、アンケートなどのリサーチページも送れるので、ユーザー参加型のコンテンツを作成できます。

クーポンと投票などいろいろなメッセージを送信できる

クーポンと投票などいろいろなメッセージを送信できる




新しくなったLINE@のプランは2つ。無料のスタンダードプランと、月額5,800円のプロモーションプランです。2つのプランの違いは、月に送信できるメッセージの回数で、無料プランだと1回しか送信できません。有料プランであれば無制限に配信できます。

月1回は少なく感じますが、月1回でも魅力的な配信ができれば、来客を増やすことは充分可能です。またメッセージ無制限のプランでも、理想的なメッセージ配信回数は週に1回程度とされています。

冒頭でも紹介した「お店トーク」は、トークでメッセージを送ってきた人を問い合わせフォームに誘導し、直接やりとりができる機能です。プライベートなメッセージのやりとりができるので、予約や相談などを受け付けることができます。

お店トーク(管理画面)

お店トーク(管理画面)




お店トークは便利な一方、窓口が1つ増えることになるので、対応が大変になることもあります。対応が難しい場合は機能をオフにすることができます。


リアルタイムの配信ならTwitter

Twitterは、ターゲットとする人にどれだけフォローしてもらうことができるかどうかが成否に関わっています。いくらフォロワーが増えても、お客さんになってくれる見込みがゼロの人ばかりだったらまったく意味がありません。

ターゲットがフォロワーになってくれ、そのコミュニティの中である程度の存在感を出せれば、自分のツイートが関連する人たちの中で広まっていく効果があるのがTwitterです。

ターゲットを地道に探してフォローして気づいてもらい、もちろん店舗でも告知をして、フォロワーを増やせれば、リアルタイム情報発信(空席情報、在庫情報、セール情報など)で店舗への来店につなげることができます。Twitter限定クーポンやサービスなどを自分で作成して配布することもできます。


長く深く付き合うならFacebookページ

「いいね!」をしてくれた人に投稿を送り続けられるFacebookページ。直接的な売り込みよりも、店舗の裏側、販売している商品の制作のストーリー、関連する話題など、普段は見えない部分を伝えることに向いています。

ただし、Facebookページの場合は、開設しただけでどんどん「いいね!」が集まってくるわけではありません。やはり最初はFacebook広告を使って、興味の一致する人たちを集める必要があります。

またFacebookが公式に発表したように、オーガニックリーチが下がっていることも事実です。

参考
Facebookでのオーガニックリーチ: 皆さんの疑問にお答えします


せっかく広告を使って人を集めたのに、投稿を見てもらえないということもありえるということです。

しかし、上記リンクにある通り、反応のよい投稿は露出しやすくなっていることも忘れてはいけません。ということは、むやみに「いいね!」を増やすのではなく、興味範囲の合う人をターゲットに広告配信をして、そしてその人達の好奇心や知識欲を満たすような良質なコンテンツを配信し、反応を高めていけば、露出自体は高まっていきます。

実際いくつかのページを見ていると、「いいね!」が1万近くあるのに、1週間のリーチが1100しかないページもあれば、「いいね!」は600くらいでも、1週間のリーチが3100でているページもあります。

反応を高めればリーチも伸びる

反応を高めればリーチも伸びる



たくさん「いいね!」を集めるよりも、投稿に反応してくれて、店舗への来店や購入の可能性の高い人を集めて濃密なコミュニケーションを目指すというのも、これからはFacebookの運用方法として重要になるでしょう。

ただし、LINE@やTwitterに比べるとFacebookは広告的な投稿が嫌われる分、やや遠回りな印象もあるので、今月の来店者を増やしたい!というニーズにはあまりあいません。それよりも、じっくりとその店のファンを育てていくのがFacebookです。


まとめ:即効性ならLINE@。クーポンによる来店率と顧客単価の関係を見極めて

さて、3つ並べてみましたが、どれも使いどころが異なります。店舗があるなら、LINE@は開設すべきと考えますが、LINE@はクーポン以外の話題や会社を好きになってもらう関係を築くのはやや苦手。クーポンを発行することは、どうしても値下げやプレゼントなどが多くなってしまうので、利用者が増えるほど苦しいということもあるかもしれません。

一方の、FacebookとTwitterはどちらもターゲットを意識して、良質なコンテンツを配信し続けることがより深い関係を築くことができます。

今回は店舗中心にポイントを整理しましたが、オンラインショップのみの運営の場合LINE@は利用できないので、Twitter、Facebookページでの発信が肝になります。

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