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中庭をはさんで、向かい合って建つ2棟構成。庇が大きいのも大きな特徴


居住者が互いに認識し、地域に溶け込める賃貸住宅

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メゾネットタイプの住戸

賃貸住宅は木造3階建ての2棟が中庭に面して向かい合うように建っています。41.5平方メートル~53.79平方メートルの10戸があり、一部は2階と3階で構成されるメゾネットになっています。未就学の子どもを育てるファミリーを想定していて、賃料は16万9000円~20万4000円(別途共益費6000円)。企画・設計監理はブルースタジオです。

各住戸へのアプローチや玄関は、向かい合うように配置されているので、自然に入居する10世帯は顔を合わせることになります。日差しを取り込み、開放感を出すガラスも多様されています。スライドブラインドで視線を遮ることができますが、一部の玄関ドアもガラスドアになっています。室内と玄関先のテラスを一体として使うことで、より隣人たちとの交流が生まれるようにもなっているのです。
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室内から向かい合う棟の人たちの様子がうかがえる

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室内から神社が見える住戸も


お祭りのときには中庭を開放するといいますから、互いが認識しあえる10世帯は、次は神社に集う町の人たちとつながることができるというわけです。

地域を守り、地域に親しまれる神社が大家さんの賃貸住宅。須賀神社では、例年6月上旬に例大祭が盛大に行われるそうです。(2014年は御遷座380年にあたり、6月6日(金)から6月9日(月)まで、奉祝大祭が執り行われます。6月7日(土)、6月8日(日)は、境内に多くの露店が出店するそうです)。
祭りのハレの日を過ごすのは、どんな家族なのでしょう。

○須賀の杜hare terrace 特設サイト
http://hareterrace.tumblr.com/



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