富久町の「コバヤ」で懐かしの「ビーフトマト」
靖国通りを新宿方向へ歩く。富久西の交差点あたり、富久クロスというタワーマンションが建設中だ。動画はこちら
「洋食KOBAYA」さんに到着。店頭に貼られていた紙を見て、ハッとした。そこには、「洋食エリーゼの”ビーフトマト”を味わえるのは当店だけ」とあった。そうだ、「ビーフトマト」だよ、忘れてた。そして翌日、僕はビーフトマトの味を確かめるべく、「コバヤ」へ向かった。最寄り駅は丸ノ内線の新宿御苑前駅だ。駅の出口があるのは新宿通り。そこから北へ歩き、靖国通りへ。四谷電話局前という交差点があり、そこの路地を入って行くと、「洋食KOBAYA」と書かれた看板が見えてくる。
かつての「洋食エリーゼ」では、サンプルのケースに「ビーフトマト」なるものが並んでいて、最初はどんなメニューなのかがわからず敬遠していた。ところがいつものように「洋食エリーゼ」の行列にならんでいたときのこと、後ろに並んだサラリーマンの会話が聞こえてきた。若いほうが上司っぽい男性に「この前、ビーフトマトっていうのを食べましたけど、あんなにおいしいもの初めて食べましたよ」と興奮気味に話していた。それを聞いて、その日僕は初めて「ビーフトマト」にチャレンジしてみたのだった。
そう、ルックスもまさにこんなかんじ。けっこうトマト味が強いのかと思ったけれど、そうでもない。初めて食べる味だけど、たいへん旨かった。そしてしばらくビーフトマトにハマった。で、「コバヤ」のビーフトマトだけれど、これがもうまるで思い出の中にあったビーフトマトだ。おいしいなぁ。ご飯がすすむ。でもたしか「キッチン たか」にもビーフトマトがあったんじゃなかったっけ。