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【新商品】紙からできた畳おもてのインテリア畳

DAIKENは、紙製の「畳おもて ZIPANG(ジパング)」を表面に使用し、手軽にモダンな和室を実現できるインテリア畳「ZIPANGここち和座」を6月23日に発売。

岩間 光佐子

執筆者:岩間 光佐子

住まいの設備ガイド


【新商品】 DAIKEN 「ZIPANGここち和座」

紙製の畳おもてを用いたインテリア畳


「和」を意識した空間づくりが見直されています。ソファやチェアを取り入れた「洋」の暮らしの中でも、床に座ってくつろぐ、というスタイルは根強い人気がありますし、内装材や家具、テキスタイルなどの中に、「和」のモチーフを取り入れる方も多くみられます。本格的な和室をプランニングするケースは減少しているものの、畳の心地よさ、くつろぎ感を暮らしの中に取り入れたいと願う方も多いでしょう。

DAIKENからは、紙製の畳おもてを表面に使用し、モダンな和室を実現できるとともに、専門の畳加工技術なしで設置できる、インテリア畳「ZIPANGここち和」が発売。置き敷きタイプと敷き込みタイプが揃っているので、さまざまな空間にプランニングすることができる商品です。

DAIKEN

「ZIPANGここち和座」 敷き込みタイプ施工イメージ


■モダンなデザイン
インテリア畳「ZIPANGここち和」は、最近人気の高まっている半帖サイズ(1帖の半分の大きさ)の縁なしのスタイル。畳おもては、い草ではなく、紙を樹脂加工して畳織りしたもの(畳おもて ZIPANG)となっており、紙製ならではの繊細な色(グリーン、イエロー、アイボリー、ベージュ、ブラウン、ダーク)が揃っているので、フローリングとのコーディネートもしやすいでしょう。

■置くだけで床座スペースにも
置き敷きタイプは、フローリングの上に置くだけで、畳の床座スペースを設けることが可能。リビングに取り入れてお茶や昼寝を楽しむスペースに、子供部屋では遊び場としても。また、不要なときには仕舞うこともできるので、フレキシブルに空間を利用できるでしょう。

■専門技術不要

敷き込みタイプは、半帖サイズの縁なし畳に加工された状態で出荷されるため、畳加工の専門技術を有しない施工業者でも、施工することが可能。また、通常、縁なし畳は一般的な縁あり畳とは異なる高度な加工技術が必要なため、コストが高くなる傾向にありますが、工場で加工を行うことでリーズナブルな価格となっているとか。加えて、畳の厚みを一般的なフローリングと同じ12mmに設定しているので、フローリング張りの部屋と同様の下地で敷き込みが可能。新築での床の仕様変更時に手間が少なく、リフォームではフローリング敷きからの張り替えも容易に。

適度なクッション性、吸音性や断熱性を持つ畳という素材。爽やかな手触りに魅力を感じる方も多いでしょう。和の要素を持つ、ひとつの床材として、プランニングしやすい商品ではないでしょうか。

■主な仕様
<敷き込みタイプ>
・サイズ:12mm厚さ、880×880mm
・基材:インシュレーションボード
・表面:機械すき和紙を樹脂コーティングし畳織りした「畳おもて ZIPANG」を使用
・価格:2枚入り 13,800円/梱(税別)、3枚入り 20,700円/梱(税別)
<置くだけタイプ>
・サイズ:13mm厚さ、820×820mm
・基材:インシュレーションボード
・表面:機械すき和紙を樹脂コーティングし畳織りした「畳おもて ZIPANG」を使用
・価格:2枚入り 16,000円/梱(税別)、3枚入り 24,000円/梱(税別)

【詳細情報】 DAIKEN 


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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