動画撮影・動画編集/おすすめビデオ編集ソフトレビュー

iMovie'09は凄いことになっていた(3ページ目)

Appleの統合ソフトウェアパッケージ「iLife'09」のビデオ編集ソフト、「iMovie'09」をレビューしてみました。今まで以上に編集機能がアップしていて、オリジナリティ溢れる作品が作れます。

阿部 信行

執筆者:阿部 信行

デジタルビデオガイド

その他の新機能

さらに、iMovie'09では、ピクチャ・イン・ピクチャやグリーンスクリーンによる合成機能なども備えました。なお、これらの機能はデフォルトでは利用できず、「環境設定」の「高度なツールを表示」をオンにするとで利用できるようになります。このあたり、必要のないユーザーには、無意味なアイコンやメニューは表示しないという意識が感じられますね。
▲このチェックボックスをオンにして、高度な編集機能を利用する。

▲このチェックボックスをオンにして、高度な編集機能を利用する。

▲ここで「ピクチャ・イン・ピクチャ」を選択。

▲ここで「ピクチャ・イン・ピクチャ」を選択。
 

▲こんなピクチャ・イン・ピクチャ画面が簡単に設定できる。

▲こんなピクチャ・イン・ピクチャ画面が簡単に設定できる。

 

このほか、iTunesなどでもお馴染みのCover Flowが、フル画面表示で利用できます。
▲画面下に、Cover Flowが表示されている。

▲画面下に、Cover Flowが表示されている。


駆け足でiMovie'09の機能を見てきましたが、いかがでしたか? これまでのiMovieは、確かにビデオ編集ビギナーにはとても優しいアプリケーションです。でも、ちょっと編集になれたユーザーには物足りなさも感じられていたところです。また、Windowsのビデオ編集ソフトでは、ビギナー向けでもかなり高度な編集機能が標準搭載されており、それと比較しても、物足りなさを感じてしまいます。

iMovie'09は、そうした物足りなさを払拭し、ビギナーも、そして中級ユーザーも満足して利用できるビデオ編集ソフトに成長したというのが感想です。

関連情報

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※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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