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証券会社が進める銀行との連携で上手な資産運用術(2ページ目)

最近、証券会社が推し進める銀行との連携。証券会社と銀行が資金移動をスムーズに行えることで、投資家は投資機会を失うことがありません。さらに、銀行預金にも大きなメリットがあります。連携を活用して上手な資産運用を行いましょう。

市川 雄一郎

執筆者:市川 雄一郎

証券会社・ネット証券会社ガイド

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楽天証券

ネット証券ではSBI証券同様に人気のある楽天証券では、グループ銀行の楽天銀行との連携をしています。両社で提携しているのが「マネーブリッジ」というサービスです。証券と銀行の資金移動を簡単に行えるサービスなうえ、楽天銀行の普通預金金が優遇されたり、「楽天スーパーポイント」がもらえるなど、楽天グループならではのサービスも人気です。平成26年5月15日現在、普通預金金利は0.02%ですが、マネーブリッジを利用すると金には0.1%と5倍の金利になります。

急な投資、急な出金もらくらくできることから人気のあるサービスになっています。

大和証券

こちらは大手三大証券の1つとして知られる主に対面型の老舗証券です。グループ銀行で比較的新しい大和ネクスト銀行との連携をしています。両社間で提携しているサービスが「スウィープサービス」です。資金を自動的に振り替えることのできるサービスで投資機会を失うことがありません。

銀行の円普通預金金利は前述の二行と比べても高く、スウィープサービスの利用の有無にかかわらず、円普通預金では0.055%となっています。また、大和証券のキャッシュカードがあれば、大和ネクスト銀行からの出金もできるのも面倒がなく嬉しいサービスです。

連携メリットを最大限享受しよう

bank

連携メリットで上手な資産運用を

証券会社と銀行の連携は、単に資金移動の円滑化だけではなく様々なメリットがあることがおわかりいただけたでしょう。投資をする方はもちろん、投資をするかもしれない人、また投資はしないけれども少しでも有利な金利を受けたい方には大いに価値のある資産運用だといえます。これからは証券会社が銀行と連携することが当たり前の時代になってくるはずです。

消費税アップ、景気の先行き不透明など、運用が難しい時期であるからこそ、証券会社と銀行の上手な使い分けが必要です。この機会にぜひ銀行連携の証券会社のメリットを再確認してみましょう。
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