どの駅からも遠い商店街

もう30年ぐらい前になるだろうか、亀戸に住んでいる知人の家を訪ねた時、「砂町銀座へ行こう」と誘われたことがある。夕暮れ時、ずいぶん歩いて商店街にたどり着いた。たくさんのお惣菜屋があって、コロッケだの何だのを買い、酒屋で酒を買って、また知人宅に戻って宴会をした経験がある。そのとき、この商店街は、どの駅が近いのかと聞いたところ、どの駅も近くないと答えられ、驚いたことがある。駅前からずっと商店が続き、住宅街になって途絶える、というのが僕が知る商店街のイメージだったからだ。

目の前の明治通りを出口を背にして左に歩く

都営新宿線西大島駅A4出口を出たところ

今回は都営新宿線西大島駅から歩いて向かうことにした。1.1kmなので、歩き慣れている人にとってはなんてことない距離だろう。西大島駅A4出口をあがると、目の前が明治通りだ。この明治通りをA4出口を背にしてひたすら左、すなわち南に歩くと砂町銀座商店街の入り口がある。

漢字では「進開橋」となる。

「しんかいはし」と書かれた欄干。下は小名木川だ。

途中、小名木川を渡る橋「進開橋」がある。この橋を渡り、明治通りをさらに真っ直ぐ進むと、「北砂二丁目」というバス停が見えてくる。バス停の先に「砂町銀座入り口」という交差点がある。ここがまさに入り口だ。

明治通側の商店街入り口アーチ

「砂町銀座入り口」という交差点がある

商店街の周辺に住んでいる人なら、なんてことないかもしれないが、よそから電車などできた人にとって、商店街が忽然と現れる光景はとても不思議だ。

西大島駅から砂町銀座の明治通り入り口のルートはこちら→