しかし現在は状況が変わってきていて、スマートフォン(以下スマホ)が普及したことにより、暮らしに関する情報を手元のスマートフォンから得て節約に結びつけるスタイル言わば「ネオ節約」となってきているのです。
スマホで効率的に情報を得る「ネオ節約」のスタイル
現代にあったネオ節約のスタイル
■チラシの比較をネットでする「ネオ節約」
電子チラシポータルサイト「Shufoo!」などを利用し、近所のスーパーのチラシを比較している人も多くなってきています。
新聞折込みチラシよりも優れている点は、見られるチラシのエリアを自分で選ぶことができることでしょう。自家用車の普及率が上がった現代では、買い物に行く範囲も広くなっているにもかかわらず、新聞折込チラシとして入るもののエリアは以前と変わらず自宅近辺のみ。それがネットで見る電子チラシであれば自分の行動範囲にあわせてチラシを見ることができるので、よりお得な情報を入手しやすくなっています。仕事を持っている主婦で、勤務地近辺での買い物もチラシを見てから行くことが可能になります。
■スマホでネットスーパー利用する「ネオ節約」
スマホの普及と同時期に広がったのがネットスーパー。ネットで注文すると近所のスーパーから最短3時間程度で配達してくれるシステムです。ネットスーパーであれば自宅の在庫を見ながら注文ができるので、ダブリ買いをしなくて済み、また合計金額を見ながら買い物できるのも節約につながる点です。
■家計簿アプリで管理する「ネオ節約」
節約家計に役立つスマホアプリでも紹介したように、スマホには家計簿アプリが多数あります。レシートをスマホのカメラで撮影するだけで仕訳してくれるアプリもあり、これまで家計簿をつけられなかった人でも続けやすいと言われています。
■食材の管理からレシピ検索までスマホでする「ネオ節約」
冷蔵庫チェッカー、レシピde冷蔵庫などスマホアプリには冷蔵庫の在庫管理ができるものも多くあります。簡単に食材の管理ができるようになり、無駄買いによる食糧廃棄も減り、結果的に食費の節約に繋がります。また残っている食材や、スーパーに行ってみて特売になっている食材から簡単にレシピを検索できるのもスマホの特徴です。
自分の必要にあわせでスマホを上手に利用し家計の節約に結びつけている「ネオ節約」。これまでの「手間がかかる」「ケチケチした印象」とは違った節約スタイルです。
>>続いてはお金をかける部分を限定する「ネオ節約」についてです