腰をかがめるのが大変、毎日朝夕のシャッターの開閉
毎日朝夕のシャッターの開閉は、家中全部の窓ともなると意外と大変。
電動化リフォームのメリットは、窓を閉めたまま室内からリモコン操作で開閉できるようになること。毎日のことだからこそ、暮らしがぐっと楽になります。
窓シャッターの電動化リフォームは意外と簡単、1か所2時間で完成
シャッターを電動化するなんて大変そう、と感じる人もいるかもしれませんが、実はリフォームはとても簡単。シャッターボックスを開けて中のシャフトを電動式のユニットに交換するだけで、電源は室内のコンセントから配線を行います。外壁の工事も室内の工事も不要です。1.シャッターの上部のボックスを開けて下から見上げたところ。中に手動のシャフトが見える。
2.手動のシャフトを取り外して電動化ユニットを取り付けている様子
3.新しいスラット(窓を覆う面の部分)に交換している様子。今あるスラットをそのまま使うこともできる。
4.シャッターの電動化リフォーム完成!所要時間は約2時間。外壁工事、内装工事は不要。写真はスラットの一部を通風可能なタイプに交換した様子。
工事の手順は、まずシャッターの上部にあるボックスを開けて中の手動シャフトの取り外し、電動シャフトの取り付け、電気工事、リモコンの調整を行い完了。所要時間は1か所あたり約2時間です。既設のシャッターを利用するので、短時間で終わります。
窓シャッター電動化リフォームの際の注意点
シャフトの構造部。ボックスに入っているこのシャフトを交換するだけ(写真全て三和シャッター工業)
元のシャッターの動きが悪かったり異音が発生していたりすると、電動化しても動かないなど不具合が発生する恐れがあります。また内部の構造によっては電動化できないものもありますので、専門業者に現場の事前確認をしてもらいましょう。
また障害物検知装置と、停電時の手動開放装置が装備されているかを事前に確認しておきましょう。障害物検知装置とは、シャッターが閉まる際に障害物を検知すると停止する装置、手動開放装置とは停電時に手動で開けられるようにできる装置です。
メーカーが異なったり、元の構造によっては、手動開放装置が取り付けできないケースもあります。忘れずに確認しておきましょう。
シャッターは、台風や竜巻、突風による被害から我が家を守ってくれる、防災に役立つ設備です。下記に、早めにやっておきたい窓まわりの安全対策リフォームをご紹介していますので、あわせてご覧下さい。
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