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都心に住むのをあきらめない 無印良品の「縦の家」

無印良品の家が5年ぶりに発表した「縦の家」を見に行きました。こだわって建築家に依頼したような、都心を満喫するためのカッコいい住まい。インテリア目線でご紹介しましょう。

執筆者:鈴木 理恵子

狭い土地のここがイヤ

狭小敷地

決して悪いわけではないが、やっぱり狭い都心の家

都心では、古い家が取り壊されると三分割にも四分割にもされて売り出されます。こんな狭い土地にどんな家が建つんだろろうと心配しつつ見ているとあっという間に同じデザインの小さな3階建てが窮屈に並ぶのが都心の戸建て事情でしょうか。

窓を開ければ隣の家の壁、1階は暗くヒンヤリ、どの部屋も狭くてちょっと使いにくそう。住宅メーカーもそれなりの工夫をしていますが、「やっぱり快適に住めるかな?マンションの方がいいかな。」なんて逡巡します。

 

狭い土地でもあきらめない

無印良品が発表した「縦の家」を見にいきました。すっとした洒落た外観が目を引きます。
無印良品の家

ファサードには木の表情の変化が楽しめるよう杉板を。(画像:MUJI HOUSE)

無印良品の家

白いタイルや壁色の光を反射させ空間を明るく広く見せる効果も手伝って広々とした印象に。がらんとした土間は、ベビーカーや自転車などを置いたり、休日はDIYスペースに。雨の日に子供が遊ぶ場所にもなりそうです。(画像:MUJI HOUSE)

無印良品の家

白でまとめられた家事&ストックコーナー。洗濯機も設置も設置し、効率よく家事をこなせる。浴室&洗面所も一階にあり。(画像:MUJI HOUSE)

「縦の家」に一歩はいった感想は、「あれ?ちっとも狭くないし、明るい!」
玄関を開けると白いタイルを敷き詰めた土間と家事スペースが出現。このあたりから、普通の都心の家とは違う予感。

何が違っていたか。それは、階段の使い方が違うんです!
階段を有効に使う>>
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