ぶどうパンとブドーパン!

ボワ・ブローニュ

ボワ・ブローニュ

創業30年をこえる下町のパン屋。田原町駅から合羽橋商店街へ向かう途中にある、レトロな佇まいのお店です。

“クリームパン”、“こしあんドーナツ”、“やきそばドック”……といった素朴感溢れるパンの中でも、看板商品は“ぶどうパン”。大粒のレーズンを「これでもか!」とばかりにたっぷりと巻き込んだ一品で、一度見たら忘れられないルックス。「レーズンパン」と言われたら、真っ先にこれが頭に浮かぶほどです。もちろん、私的にもイチオシの商品ではあるのですが、これをさらに上回るのが、火・金・土曜日にのみ限定で販売される“ブドーパン”。自家製天然酵母の生地を使用した、“ぶどうパン”の進化形とも言える一品です。

まず驚きなのが、その重量感。ナイフを入れずとも、中がどれだけ詰まっているかがはっきりと感じとれてしまうほど。予想以上にずっしりときます。生地は、もちもちっとしたひきの強さが印象的で、噛み締めるほどに甘みが台頭。そこに、弾けそうなくらいぷっくりとしたレーズンから放たれる濃密な甘みが絡むのですが、その甘みが決して突出しすぎることはありません。あくでも生地の旨みを後押しする、名脇役的存在です。

食べ方としては、そのままよりも厚めのスライス&軽くトーストするのがおすすめ。バターを塗ることによって、そのおいしさは最高点まで高められます。“ぶどうパン”&“ブドーパン”以外では、白あん入りの“メロンパン”が実に秀逸。人気商品は売り切れてしまうことも多いので、訪れる際は予約が確実でしょう。


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