ワーキングホリデー/ワーキングホリデーの基礎知識

イギリスのワーキングホリデー(YMS)事情(2ページ目)

イギリスのワーキングホリデー(ユースモビリティスキーム:Youth Exchange Scheme)事情について、その特徴を体験できる仕事を中心に、ガイドの視点でまとめてみました。2年間に亘りイギリスで働くことのできるビザについてのご案内です!

河東 英宜

執筆者:河東 英宜

留学ガイド


労働ビザに切り替えることができるか?

イギリスにワーキングホリデービザ(YMS:ユースモビリティスキーム)で渡航し、そのまま現地で働きたいという声も耳にします。

そのためには、雇用主に認められ、ビザスポンサーになってもらう方法があるのですが、それが自国民(イギリス人)ではなくどうしても日本人を雇用しなければならいという高いスキルを持ち合わせていなければいけないという条件があります。その条件を満たしていればビザを労働ビザに切り替えて仕事を続けることは可能です。

なお、YMSの制度とは別に移民局の「不足職業リスト」(National Occupational Shortage List)に英国民では補えていない職業が記載されています。当該の職業で求められるスキルがある方は労働ビザを得ることができる可能性があります。

不足職業リストにある主な仕事
アニメーター
ソフトウエア開発者
グラフィックデザイナー
システムエンジニア
医師、看護師
専門技術者
芸術家
ダンサー、ミュージシャン(高度なレベル)
シェフ・料理人


ロンドン以外で仕事を見つかるか

ロンドン以外で仕事を見つけるには、ある程度の語学力が必要となります(但し、地方によっては英語力があっても聞き取れない地域もあります)。そもそもの募集が少ないことに加え、仕事内容も特に日本人を対象にしたものではないため、雇用主にしてみると、複数の応募があった場合にあえて日本人を雇用する理由がないからです。

地方都市のほうが、家賃や物価が安く生活費を抑えられるのですが、そもそもの収入を得ることが難しいという状況です。

イギリスワーキングホリデービザ(YMS:ユースモビリティスキーム)は、働くことを条件としつつも、2年間をイギリスで自由に過せるビザです。有意義な時を過すためにも、情報収集と事前の英語学習は必要です。

・申請方法
申請方法はこちらのサイトをご確認ください。

・危険情報(外務省)
外務省が発するイギリスの危険情報はこちらよりご確認ください。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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