デンマークでのワーキングホリデーはビザ発給数に制限はないものの、現地での物価の高さや就業先探しの難しさなどから、参加者数はそれほど伸びていないのが現状です(2012年の日本人に対するビザ発給数は119件)。
しかしながら、このところの北欧ブームを鑑みると、今後は関心を抱く人が増えてくるのではないかと期待しています!

仕事探しには覚悟が必要?

ワーキングホリデービザの最大の特徴は、現地で働くことができる点ですが、ワーキングホリデーを受入れている他の国と比較すると、主要都市に日本食レストランや日系の企業が少ないため、日本人ワーホリ渡航者にとっての就業の受け皿が少ないのは否めません。 
デンマークの国旗

街中にあるデンマークの国旗


また、首都のコペンハーゲンでも人口は約50万人と経済規模がそれほど大きくはありません。そもそもの仕事が少ないとなると、外国人である日本人が現地で仕事を探す苦労は想像に難くないかと思われます。なお、就業は6ヶ月間まで認められています。

まずは全寮制の学校でデンマーク語を学ぼう

デンマーク人のほとんどの人が英語を流暢に話しますが、概ね職場では母国語であるデンマーク語が話されています。デンマーク語ができなくてもコミュニケーションを図ることはできるかもしれませんが、やはり話せるに越したことはありません。

デンマークではフォルケホイスコーレ(国民高等学校)という18歳以上の人が国籍不問で入学できる全寮制の学校があります。選択できる科目は様々ですが、ワーキングホリデー渡航者はまず外国人向けのコースで、デンマーク語を学ぶケースが多いようです。語学の授業は主に英語で行われるため、授業内容を理解できる程度の英語力は必要です。

これまでデンマーク語に馴染みのない人は、ここでデンマーク語を学んでおかないと、仕事探しや滞在先を探す際のデンマーク語表記を読むのにも苦労することになります。ですので、よほどデンマーク語に自信がある方以外は、まずはフォルケホイスコーレ(国民高等学校)に入学し、3~6ヶ月は語学を学んだほうが残りの数ヶ月を有意義に過せるものと思われます(学校に通うのは6ヶ月が上限)。

寮も完備されているため滞在先を探す手間もかかりませんし、国の運営ですので滞在費も含めた費用はとても経済的です。

デンマークで体験できる仕事

次のような仕事が求人募集されています。デンマーク語が分らない場合は日本人の交流サイト等で探してみるのもひとつの方法です。言葉がある程度分ってきたら、気になる業種の職場へ履歴書を持って訪問してみましょう。人気の仕事は情報サイトへの掲載を経ずに採用が決まっているとも言われています。

・農業関連の作業補助
・清掃員
・物流の作業員
・オフィスでの補助員
・ハウスメイド
・在住邦人のベビーシッター(日本語での遊び相手)
・ドッグウォーカー(散歩代行)
・家具工房のアシスタント
・グラフィックデザイナー

求人広告等の募集があるサイト

街中で見る求人広告は基本的にデンマーク語ですが、政府による外国人のための英語サイトや、日本人の交流サイトでも仕事を探すことはできます。
計画の際に確認しておくと、現地でどのようなワーキングホリデーが可能なのかがイメージできます。

dba  求人広告等が掲載されているサイト(デンマーク語)。
Job og erhverv(仕事とビジネス)の項目の中にJob soges(就職活動)、Ledige stillinger(欠員)があります。
workindenmark デンマーク政府による外国人向け就活サイト(英語)
デンマーク外務省の公式ホームページ デンマークの「今」に気軽に触れることができる
デンマーク日本人会

ビザの申請方法

デンマークのワーキングホリデービザ発給までの目安は3ヶ月ですので、渡航計画のある方は早めの着手が必要です。

詳しい申請方法はこちらのサイトをご確認ください。
デンマーク大使館公式サイト

危険情報(外務省)

外務省が発表するデンマークの危険情報はこちらよりご確認ください。



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