イギリスのワーホリビザって?

イギリスのワーキングホリデービザ、正式にはYMS(ユースモビリティスキームYouth Exchange Scheme)は、他国のワーキングホリデービザのように休暇が主体で、その費用を補うために労働が許されているのではなく、働くことを前提としたビザです。

そのため、就労や就学期間に対する制限がありません。極端な話を言えば、YMSビザの適用期間である2年間に亘って同じ雇用主のもと仕事をして良いことになります。


資格取得は抽選で!

ロンドン

ロンドン(イメージ)

そうした自由度の高さと、イギリス人気、それと募集人数の少なさ(定員1000名)から、イギリスワーキングホリデービザ(YMS:ユースモビリティスキーム)は少々加熱気味とも言える人気となっています。

ビザの募集情報は例年10~12月に発表されるのですが、2011年までは申請が先着順であったため、募集を開始する1月1日に応募が殺到し、移民局のシステムが停止してしまうほどでした。

そのため、2012年からは指定期日内にメールが届いた人の中から抽選で1000名に本申請の権利が与えられるという仕組みに変更されました。1000名の枠に対してどれだけの応募者があるかはわかりませんが、抽選で漏れたとの声を多数聞くため、かなりの倍率となっていると考えられています。


ビザ申請における注意事項

イギリスのワーキングホリデービザ(YMS:ユースモビリティスキーム)は取得が困難であることから、「手数料を払うとイギリスワーキングホリデービザが取れやすくなる」といった案内をする留学エージェントがありますが、現行制度の下では特定の会社が「イギリスワーキングホリデービザ取得に強い」ということはありませんので、ご注意ください。申請期限までに受け付けたメールに対して1000人が当選するようにコンピューター管理されています。


イギリスで体験できる仕事

ビザの受給権を得て無事入国できた場合、どのような仕事に就けるのか?は気になるところです。

近年、イギリスでは日本食がヘルシーであるとブームになっており、日本人観光客だけでなく、地元の人達も日本食を好むようになりました。そのため、特にロンドンには多くの日本食レストランがあり、懸命に探せば仕事が無いということはありません。そのほか、旅行関連の仕事や土産店などが比較的見つけやすい仕事です。また、在日邦人の子息に勉強を教える仕事や、美容院の補助等もよく募集されています。

入国時、英語が苦手な方はどうしても日系企業で仕事を探すことになると思いますが、そこで経験を積み、機会を見て英語を使う職場を経験するようにすると良いでしょう。2年間日系企業にいても、自身のキァリア形成にはそれほど役立ちませんし、英語力も伸びません。是非意識してチャレンジしてみてください。


求人広告

求人広告はイギリス在住邦人向けの情報誌やホームページ(「英国ニュースダイジェスト」、「週刊ジャーニー」)や日本食レストランなどで募集広告を目にすることができます。できる範囲で現地の会合等に参加し、交友関係を広めておくと情報が集まってくる場合があります。とにかく海外では積極的になることが大切です。

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