Suiteエディションがおすすめの理由
PowerDirector 12には複数のエディションがあり、エディションによって利用できる機能や、収録されているプログラムが異なります。ここでは、上位バージョンのSuiteシリーズに収録されている、2つのプログラムを紹介します。●オーディオ編集の「AudioDirector」がいい!
PowerDirector 12には、オーディオデーターを編集するための「WaveEditor」というプログラムが収録されています。オーディオデータを編集できる専用アプリが付属するというのは、オーディオを重視する姿勢として大いに歓迎できます
しかし、Suiteエディションには「AudioDirector」という、オーディオ専用プログラムが収録されています。音声のブーストやピッチ調整、エフェクト設定などの編集機能に加えてノイズに関する処理機能が充実しており、ノイズを低減するノイズリダクションはもちろん、たとえば警笛やくしゃみなど、不要な音を限定して削除することもできるのです。高度なオーディオ専用ソフトでなければ対応できないような機能です。
オーディオのデータ編集専用アプリ「AudioDirector」
「AudioDirector」では、特定の音だけを消去できる
●特定部分の色を変更する「ColorDirector」がすごい!
また、Suiteエディションには、「ColorDirector」という色補正専用のプログラムが収録されています。色補正ですから、映像全体を適正な画質に修正してくれ。それだけでも十分利用価値のある機能なのです。
しかし、この補正機能をさらに利用すると、たとえば特定の部分の色を変更したり、あるいは特定の色だけを残して他をモノクロにするなどの利用方法ができるのです。こうした高度な編集機能は、プロ仕様の編集ソフトならではの機能で、これらを手軽に利用できるところにも、PowerDirector 12の「パワー」が感じられます。
「ColorDirector」を利用して、任意の場所の色を変更する
PowerDirector 12は、全くビデオ編集が初めてのビギナーから、すでにバリバリ編集ができる中/上級ユーザーでも、手軽にビデオ編集に利用できるツールとしておすすめです。たとえば、ノートパソコンに入れて持ち歩く「手の中スタジオ」などに最適です。
なお、PowerDirector 12は64-bit OSビデオ処理エンジン「TrueVelocity」を利用し、Intel Core i7 またはAMD FXシリーズのCPUを搭載した64-bit OSマシンであれば、これから主流となる4Kビデオを取り込んで編集をし、さらに書きだすことにも対応。しっかりと将来を見つめ、長くつきあえるビデオ編集ソフトといえます。
関連情報
●PowerDirector 12の商品紹介ページ(PowerDirector 12 ULTIMATE)●PowerDirector 12のエディション比較ページ