5種類のドラム(替え刃)でいろいろな切り方を楽しむ!
ドラム(替え刃)は5種類。スライサーなので、にんじん・きゅうり・ズツキーニ・大根・じゃがいもなど、身が比較的しっかりした食材が適しています。それでは、それぞれご紹介しましょう。■スライス(黄緑)
食材をそのまま入れると、輪切りスライスになります。大根は、1/4の扇型にカットすれば、イチョウ切りが簡単にできます。玉ねぎのスライスは、投入口に入る大きさにカットすれば小さめのスライスができますが、繊維に沿った長手方向のスライスは難しいです。ちなみに、スライサーで切る食材というと、ガイドは長ネギを一番に思い浮かべるのですが、メーカーでは長ネギはコシが無いので推奨していません。食材により向き不向きがありますので、確認しておくと良いでしょう。
■せん切り・太(赤) &細(オレンジ)
サラダに最適な仕上がりで、最も頻繁につかうようになると思われるドラム(替え刃)です。食材を上から縦に入れるため、きゅうりもにんじんも、その食材の幅までしかできないので、長めのせん切りはできません。大根は味噌汁などにちょうどイイ感じですが、きゅうりは短いため少しクテッとしてしまいます。また、きんぴらなどは繊細に仕上げる細いタイプには向いていますが、歯ごたえのある太いタイプには向いていないので、上手に使い分けるのがおすすめです。
■クリンクルカット(緑)
機械ならでは!と思うのがこのドラム(替え刃)で、表面に波型ができる切り方です。ハンバーグなどの付け合わせや、自家製ポテトチップスなどに使うと、ワンランクアップした仕上がりになります。また、T-falサイトのレシピにもありましたが、じゃがいも・にんじんをこの形に切った肉じゃがは、早く煮あがり見た目にもオシャレでひと味違う仕上がりになります。使い方次第で楽しい演出ができそうですね。
フランスメーカーならではという感じのドラム(替え刃)で、アーモンドを砕いたり、チーズを削るのに使います。日本の食卓では、大量の固形チーズを削るというシーンはあまりないかもしれませんが、乾燥したパンを削ればパン粉ができるなど、使い道はちゃんとあります。また、お手製スイーツを作る人なら、ナッツ類やチョコレートを削るのに重宝します。