ペット保険の経営会社をチェック
ペットの医療費は思ったより高いのが現実。いざという時のためにペット保険に加入しておくのもいいだろう。 |
これまでペット保険の多くが、法律のバックグラウンドをもたない無認可共済でした。2006年に保険業法が改正されたことにより無認可共済も規制対象となったことから、保険会社か少額短期保険業者へ転身するか、廃業をせまられることとなりました。そして2年間の猶予期間を経て、それまで存在していたペット保険はふるいにかけられた形となり、2008年からは保険会社と少額短期保険業者とが扱うペット保険が存在することになったのです。
この両者が規模によってどちらが優れているというわけでもありません。それぞれに特長のあるペット保険を扱っています。保険加入を検討する際には、経営会社がどんな会社であるのか、経営状況や保険の加入者数などもチェックするといいでしょう。
給付率をチェック
どのくらいの額が医療補償として戻ってくるのか、今現在のペット保険では、その支払い方法には主に2つのタイプがあります。それぞれにメリットデメリットもありますので、自分に合ったものをお選びください。■定率補償
治療にかかった費用に対し、50%、70%など一定の率の給付金が支払われる。ただし、支払い限度額がある。
■実額補償
補償限度額が設けられており、その範囲内で実際かかった費用を全額補償するタイプ。その分、掛け金が割高。