カーシェアリング/“買わない”カーライフのすすめ

電車+カーシェアリングで渋滞知らず!

渋滞が好きな人はなかなかいないだろう。できることなら避けたいものだ。そこで、電車とレンタカー、カーシェアリングを組み合わせてみるのはいかがだろうか?

籠島 康弘

執筆者:籠島 康弘

中古車ガイド

嫌いな渋滞を回避する定石

クルマに乗ることが大好きな私にとって、最も嫌いなのは「渋滞」だ。週末ともなれば首都圏から脱出してくるクルマで各地の高速道路上が埋め尽くされる。「世の中ほんとにクルマが売れなくなったの?」とぼやきたくなるくらい、動かない渋滞の中ではイライラする。サラリーマン時代、隣の席に座っていた会社の同僚が「装甲車で踏みつぶして行きたい」と言ったのを思い出す。

そんな時は、やはり電車+レンタカーが便利だ。諸外国に比べて遙かに時間に正確な日本の鉄道機関を利用しない手はないし、現地では行きたい場所を好きなように走り回れる。クルマを持っている人からすれば、せっかく買った愛車を使わないなんてある意味屈辱的な手法だが、レンタカーの利用法としては昔からある定番中の定番。

電車+カーシェアリングも当然使える

そこに最近、カーシェアリングという選択肢も追加されたというわけだ。前述したように、カーシェアリングは愛車があちこちに置いてあるようなものだから、こういう利用方法はレンタカー同様にできるというわけ。しかもカーシェアリング会社の中にはレンタカー事業を手がけているところもあり、会員向けにレンタカーの割引サービスを行っている。だからカーシェアリングの会員になってしまえば、レンタカーも割安で利用できるので、利用時間でレンタカーと使い分けることができる。

ちなみにこの考え方は、仕事での利用場面に当てはめることもできる。都内から埼玉県の川口市へ電車で向かい、そこでカーシェアリングを使ってお得意様などを回る。都内からクルマで向かうより遙かに時間が読みやすいし、効率的。だからカーシェアリングを法人契約する企業も多い。

一般的に6時間程度ならカーシェアリングのほうが安く、それ以上はレンタカーのほうが割安だが、電車と合わせて割引になるレンタカーがあるなど、ケースバイケースだ。ともあれ、短時間なら安く済むカーシェアリングまであるとなると、ますます渋滞中の愛車の中でぼやきたくなる。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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