/犬のしつけ・トレーニング

愛犬と楽しくクリッカートレーニング!-6(2ページ目)

犬をしつけるにもこちらの思いをただ押しつけているだけではダメ。犬達がその時どういう状況にいるのか読み取れたら、しつももっとうまくいくはずです。そこで、犬達が出すサインについて学んでみましょう。

大塚 良重

執筆者:大塚 良重

犬ガイド

パーツにおけるボディシグナル

目(ウェールアイ)
 
ウェールアイ(強膜が出ている状態)と呼ばれる目つき。ここに挙げる写真は、どれも不安や緊張を感じている状態です。

フリーズ/じっと見つめる
 
フリーズし、じっと見つめる目。

下がっているシッポ
 
シッポの状態は、わかりやすいシグナルの一つ。このコは、シッポが下がっているのがすぐにわかりますが、加えて、耳がピンチドイヤー(耳の両端がカールした状態)になっており、目は見開き、額には力が入っていて、足は突っ張った状態、頭も下がり、体の重心が後ろに傾いています。

緊張と不安からの逃避行動
 
写真だとよくわからないかもしれませんが、このコは、緊張と不安から、足先がやや硬く丸くなり、耳は後方に倒れて、口角に力が入っています。

ディスプレイスメントシグナル

地面の匂いを嗅ぐ
 
ディスプレイスメントシグナルとは、何らかのストレスや不安を感じた時に、本来とは全く関係ない別の行動として現れるものです。写真は、その代表的な例、“地面を嗅ぐ”という行動。

あくびのような仕草
 
これは、“あくびのような仕草をする”。

まばたきをする
 
“またばきをする”。このコは、被り物が嫌いであるのに、それを被らされて、マテをかけられているために緊張を感じてる状況です。

鼻先をなめる
 
これも代表的な例。“鼻先を舐める”。

顔をそむける
 
“顔をそむける”。


さらに次のページでも写真でシグナルをご紹介します。
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