パーツにおけるボディシグナル
ウェールアイ(強膜が出ている状態)と呼ばれる目つき。ここに挙げる写真は、どれも不安や緊張を感じている状態です。
フリーズし、じっと見つめる目。
シッポの状態は、わかりやすいシグナルの一つ。このコは、シッポが下がっているのがすぐにわかりますが、加えて、耳がピンチドイヤー(耳の両端がカールした状態)になっており、目は見開き、額には力が入っていて、足は突っ張った状態、頭も下がり、体の重心が後ろに傾いています。
写真だとよくわからないかもしれませんが、このコは、緊張と不安から、足先がやや硬く丸くなり、耳は後方に倒れて、口角に力が入っています。
ディスプレイスメントシグナル
ディスプレイスメントシグナルとは、何らかのストレスや不安を感じた時に、本来とは全く関係ない別の行動として現れるものです。写真は、その代表的な例、“地面を嗅ぐ”という行動。
これは、“あくびのような仕草をする”。
“またばきをする”。このコは、被り物が嫌いであるのに、それを被らされて、マテをかけられているために緊張を感じてる状況です。
これも代表的な例。“鼻先を舐める”。
“顔をそむける”。
さらに次のページでも写真でシグナルをご紹介します。