カフェ/六本木・麻布・白金のカフェ

PIETRE PREZIOSE ピエトレ・プレツィオーゼ (広尾)

南イタリアのアマルフィやサレルノの香りがするバールが広尾に誕生。駒沢のエノテカバール・プリモディーネなどで活躍してきたバリスタ阿部圭介さんが、シモネリを駆使して南イタリアの味を届けてくれます。

川口 葉子

川口 葉子

カフェ ガイド

ライター、喫茶写真家。著書に『東京カフェ散歩 観光と日常』『京都カフェ散歩 喫茶都市をめぐる』(祥伝社)、『街角にパンとコーヒー』『東京の喫茶店 琥珀色のしずく77滴』(実業之日本社)他多数。雑誌、Web等でカフェやコーヒー特集の監修、記事執筆多数。Webサイト『東京カフェマニア』主宰。

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2014年のイタリアンバール

2月22日、バリスタとして十数年にわたり実績を重ねてきた阿部圭介さんが広尾にイタリアンバールをオープンしました。プレオープン中の様子をお届けします。
バリスタ阿部圭介さん。

駒沢のエノテカバール・プリモディーネ時代から、多数の大人のファンを持つ阿部さん。

アメリカ発のサードウェーブ・コーヒーというキーワードが目立つなか、阿部さんがこだわったのは自分の原点、つまりコミュニケーションとお店全体の空気感を大切にする「バールマン」が活躍するイタリアンバール。バンコ(カウンター)での立ち飲みと着席では値段が変わるのもイタリア流です。

昼間はエスプレッソやカプチーノ中心、夕方からはイタリア産ワインやビール、カクテル各種を中心に提供し、「広尾のインフォメーションセンター的な立ち位置をめざします」と阿部さん。
この日はプレオープン中につき、まだお酒が揃わず。

この日はプレオープン中につき、お酒の瓶がそれほど並んでいませんが、スプマンテ、ワイン、リキュールなどがグラス500円から多数揃います。


「広尾には良い飲食店があります。食事の前にまずここに立ち寄り、エスプレッソや食前酒を飲みながらどのお店に行こうかと相談する。食後にまた戻ってきてしめくくりの一杯を楽しむ。そんな使い方をしていただけたら」

広尾は2000年に阿部さんが初めてバリスタの職業に就いた街。この場所での開業は、まさに原点回帰だったのです。

ビルの吹き抜けが自然光の射すテラス席に。

ビルの吹き抜けの中庭が、自然光の射すテラス席に。

店名はイタリア語で「宝石」。輝く場所でありたい、街の人々にとって宝石のような存在でありたいという願いをこめて。

※阿部圭介さんのバリスタ・ヒストリーはこちらのページでお読みいただけます。

shop data

PIETRE PREZIOSE ピエトレ・プレツィオーゼ
【住所】東京都港区南麻布4-2-48 TTCビル1F
【TEL】03-6277-1513
【OPEN】11:00~23:00 (LO 22:00)
【CLOSE】日・祝
【MAP】Yahoo!地図情報
【最寄り駅】メトロ日比谷線広尾駅1番出口より徒歩3分、外苑西通り沿い

※メニューの詳細は次ページへどうぞ。

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