フォルツァSi【MF12】とフォルツァZ【MF10】の違いとは?
フォルツァSi【MF12】はフォルツァZ【MF10】よりも後に出た車両ですのでエンジンの静粛性は進んでおり、またエンジン内の摩擦を低減することに取り組んだという広報資料通りフォルツァSi【MF12】は滑らかにパワーが出力されていて軽量化の効果も大きいので軽快に走るバイクに仕上がっています。
対してフォルツァZ【MF10】のエンジンノイズはフォルツァSiに比べて大きく、車体こそ重いもののモードの切り替えによってスポーツモードにすれば、フォルツァSiを遥かに凌ぐ加速を体感することが出来ます。
また走行するシチュエーションによって切り替えが出来る走行モードは思っていたよりも実用的で完成度の高いシステムであると言えます。
「シート下の積載量とオートマチックで操作が簡単なのがビッグスクーター」という話であれば、フォルツァZ【MF10】の装備は過剰な装備と言えますが、バイクを操る楽しさは日常を楽しくしてくれます。
車もバイクもあなたの生活に寄り添う乗り物です。快適な通勤や快適な乗り物を望むのであれば、どちらもあなたの期待にはこたえます。しかし、フォルツァSi【MF12】の方が価格が安い為、お買い求めやすいかもしれません。
バイクを操舵する楽しみも感じたいというのであれば、フォルツァZ【MF10】に軍配は上がるでしょう。またフォルツァZ【MF10】は装備の豪華さもあり、高級車を所有しているかのような所有感を満たしてくれる車両でもあります。
フォルツァSi【MF12】は完成度の高いバイクですが塗装や細部の素材はチープに見えてしまう部分があります。それに比べてフォルツァZ【MF10】は細部の素材感や塗装のクオリティーの高さを感じることが出来ます。
この2台は乗り物としてとてもよく出来ていますが、あなたの望むライフスタイルに合わせて選ぶことでより満足感を感じることが出来るでしょう。
フォルツァZ【MF10】を更に快適にする装備
フォルツァZには初めからウインドスクリーンが装着されていますが、プレテクション効果はイマイチです。雨風を緩和させるロングタイプのウインドスクリーンは快適性を大幅にアップさせます。
元々積載量の多いビッグスクーターはリアキャリアとリアボックスを装着する事でほとんどの荷物を積載することができるようになります。
車体も大柄なので大きめのリアボックスを装着しても違和感がありません。
フォルツァZ【MF10】関連リンク
■フォルツァSiの試乗インプレッションはこちら■ヤマハ マジェスティの試乗インプレッションはこちら
■スズキ スカイウェイブの試乗インプレッションはこちら