ポイント・マイル/マイルのお得な貯め方・使い方

意外とおトク!外資系航空会社のマイルも貯めてみよう(2ページ目)

日本で、マイルと言えば、ANAやJALをイメージする方が多いと思います。しかしながら、外資系航空会社のマイルも意外とおトクというのをご存知でしょうか。アライアンス内の航空会社であれば、マイルを相互利用できます。何と言っても、ある条件をクリアすれば、マイルの有効期限が延長、無期限になるケースがあるのも見逃せません。外資系航空会社のマイルにも目を向けてみませんか。

菊地 崇仁

執筆者:菊地 崇仁

ポイント・マイルガイド

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メリット2:一般カードで還元率1.5%のクレジットカードも

次に、提携クレジットカードを確認してみます。
ユナイテッド航空、アメリカン航空、デルタ航空の提携クレジットカードを一覧にしました。

ユナイテッド航空「マイレージプラス」のクレジットカード

ユナイテッド航空「マイレージプラス」の提携クレジットカード


アメリカン航空「AAdvantage」の提携クレジットカード

アメリカン航空「AAdvantage」の提携クレジットカード


デルタ航空「スカイマイル」の提携クレジットカード

デルタ航空「スカイマイル」の提携クレジットカード


ショッピングマイル(買い物で貯まるマイル)欄を確認すると、100円につき1.5マイル付与や1000円につき15マイル付与がというカードがありますね。これは、年会費8万円の「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」と同じ還元率です。年会費6500円の「MileagePlusセゾンカード」でも1000円の利用で15マイルとANAカードやJALカードよりも還元率が高くなっています

ただし、注意が必要です。2014年2月よりユナイテッド航空、デルタ航空は特典航空券に必要なマイル数を大幅にアップしました。例えば、ユナイテッド航空の場合は、日本国内線を予約するのに、1月以前の旅行では往復1万2000マイルで旅行できたものが、2月以降は2万マイル必要になっています。ANA便で考えると、札幌-東京間のレギュラーシーズンで往復の場合は1万5000マイルですから、ユナイテッド航空のマイルで国内線を予約すると5000マイルも多く使わなければなりません。

しかし、還元率1.5%のMileagePlusセゾンカードと還元率1.0%のANAカードでは、年間50万円のショッピング利用で貯まるマイルの差が2500マイル、3年では7500マイルの差となります。必要マイル数がアップしても、マイルが貯まりやすければ問題ないのです。

メリット3:燃油サーチャージが無料!

国際線の場合は航空券に加えて別途燃油サーチャージが必要となります。特典航空券で予約しても燃油サーチャージは必要となります。例えばJALの場合、2014年4月からは日本-ハワイ間の燃油サーチャージが往復で3万2000円。2人分となると6万4000円ですね。せっかく無料で航空券を入手しても、6万4000円も支払う必要があるのです。

しかし、ユナイテッド航空、デルタ航空、アメリカン航空のマイルで特典航空券の予約をした場合、この燃油サーチャージがかかりません(※11)。

ユナイテッド航空やアメリカン航空のマイルを貯めて、ANA、JALの特典航空券を手に入れる。外資系航空会社のマイルを貯めるのも「あり」ではないでしょうか?


※11 搭乗する路線、利用する航空会社などで必要になる場合があります
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