デフレ脱却を唱えて、第二次安倍内閣が打ち出した経済政策「アベノミクス」により、インフレを推し進める動向が続いています。これは日本が例外というわけではありません。更なる景気回復を図ろうとする米国でも、要人が「バブル容認」発言をするなど、そういった動きがあるようです。

それを受けてか、「第二の通貨」と言われているマイルにもインフレの波が押し寄せています。ユナイテッド航空、デルタ航空は、2014年2月から、特典航空券の必要マイル数を改定しました。改善なら有難いのですが、必要マイル数を引き上げている路線が多く、「改悪」と言えるようです。
今回は日本発着路線かつエコノミークラスに焦点を当て、変更点を見ていきます。

ユナイテッド航空「マイレージプラス」の変更点

ユナイテッド航空は、ANAも加盟しているスターアライアンスに属しており、「マイレージプラス」というマイレージプログラムを実施しています。改定前はANAの国内線特典航空券を、ANAマイルよりも割安で交換できていたので、今回の改悪は残念なニュースです。

改定前、改定後の日本発着路線の片道の必要マイル数を表にまとめました。まず、SaverとStandardの違いは、特典航空券の利用・座席数に対して制限があるかないかの違いで、制限があっても必要マイル数が少ないのがSaverです。

ピンク色が改定前から50%以上アップ、緑色が30%以上アップ、黄色が1%でもアップがあるものとなり、水色が改定前よりも必要マイル数が減っている区間です。

ユナイテッド航空「マイレージプラス」の改悪

ユナイテッド航空「マイレージプラス」の改悪


殆どの区間で色が付いており、水色が若干あるだけで、黄色が多いことがわかります。要するに、無料航空券を獲得するための必要マイル数がアップしている区間が殆どということですね。

中でも、アジア路線が大改悪です。日本国内線は然ることながら、人気の旅行先である韓国、香港、タイ、モルディブ等々、特典航空券での旅行を考えていた方には遺憾としか言いようがありません。

>>>デルタ航空の「スカイマイル」も大幅改悪?