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老けない女になる!アーリーアンチエイジングの答え(4ページ目)

実は体中の老化は0歳から確実に進んでいます。シワやたるみを自覚するようになってからでは、リカバリーは難しいもの。年齢を重ねて慌てないためにも、今すぐ早めのエイジングケアを心がけて!

執筆者:All About 編集部

美肌をつかさどる
「女性ホルモン」と「成長ホルモン」に注目!

■美肌に影響大のエストロゲン
女性特有のホルモン「エストロゲン」は、肌の新陳代謝を促進してシミやシワなどを防いでくれる作用があります。別名「美肌ホルモン」と呼ばれるくらい、肌の若さにとって守護神のような存在なんですよ。月経後や出産後は、エストロゲンの分泌が盛んなため、肌もみずみずしく綺麗になります。

■妊娠・出産に関係するプロゲステロン
もう1つの女性ホルモン「プロゲステロン」は、排卵から生理前にかけて多く分泌され妊娠・出産できるようにがんばるホルモンです。皮脂の分泌が多くなってニキビや肌あれが起きやすくなることもあるので、「プロゲステロンは美肌の敵!」と思ってしまいますが、2つのホルモンがバランスを取りながら機能することが、女性らしさを保つポイントなんです。

■30代後半から減り始める女性ホルモン
女性ホルモン「エストロゲン」と「プロゲステロン」は、年齢と共に減少していきます。卵巣から分泌される女性ホルモンは、妊娠・出産のためのホルモンなので20代の頃にもっとも多く、残念ながら30代後半から減り始め、40代になると急激に減少します。

■もう1つの美肌のカギ、成長ホルモン
また脳下垂体から分泌される成長ホルモンも、肌の新陳代謝を活発にしてくれます。成長ホルモンは10代まではさかんに分泌され、身体もどんどん成長。身長は17歳位で止まりますが、肌は30代位までゆっくりした速度で新陳代謝が行われ、コラーゲンも新しく生まれ変わっていきます。40歳位になると、10代の頃と比べて4分の1程度しか分泌されなくなります。そうすると新陳代謝が衰えるため、肌老化も進行してしまうのです。

ビューティコーチ・医師 友利 新

皮膚科・内科医。都内2か所のクリニックに勤務する傍ら、TVや雑誌、講演会への出演など多忙な日々を送る。「2004年第36回準ミス日本」という経歴をもち、美人医師の代名詞的存在。最近は、健康と美肌を育むジュース開発にも力を注ぎ、著書も発表。内外美容の大切さを提唱している。

このページは2012年4月3日時点の情報です
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