髪・顔・体にツヤがあると若く見える。
潤い感のある肌にチークなどで自然なツヤ感を演出
■パッと見たときに細かいパーツは気にならないもの
実は人間は、パッと見たときにシワやシミなどの細かいところまでは目がいかないもの。ではどこで老けているかを判断するのでしょうか? それは髪・顔・体にツヤがあるか、ないか。ツヤがないと一気に老けた印象は加速します。
中でも髪はすぐに目が行く部分。若いときは内側から輝くようなツヤがある髪も、年を重ねるとパサパサになりがち。対策としては日々のトリートメントに加え、ツヤ出しスプレーも効果的です。
■厚塗りをせず、リキッドで潤い感のある肌を作る
悩みをカバーしようと思ってファンデーションを塗りたくってしまうと厚塗りになり、逆に老けて見える原因に。パウダーよりも潤い感のあるリキッドを薄く塗って、気になる部分はコンシーラーでカバーすると自然なツヤ感のある肌を作ることができます。お手軽なBBクリームですが、ツヤが強いとテカリのように見えてしまいがち。最後に透明感のあるパウダーで抑えるようにしましょう。
- ■ハイライトやチークのパール粒子で自然なツヤをプラス
潤いのある肌ができたら、そこに加えるポイントメイクもツヤを意識しましょう。ただトゥーマッチになり過ぎないように、入れる分量には注意が必要。鏡を見たときに目で見えるというよりも、顔をふっと動かしたときに光がついてくる程度が目安です。
ハイライトやチークも最近のものはパールの粒子が細かく優秀な製品がたくさん出ています。一度買うとなかなか減らないので数年前のものを使っている…なんて方は今すぐ新製品を試してみて。アイテムを変えるだけで、ツヤ顔メイクの完成度は驚く程上がりますよ。
アンチエイジングガイド 藤井 優美
美容業界歴20年。美容専門編集プロダクション「dis-moi」主宰。美容専門誌、女性誌の美容記事の企画・制作・執筆をはじめ、コメンテーターやアドバイザー、セミナー講師として活動。元エステティシャンという経歴を生かし、コスメ開発やエステアドバイスも行う。