スマートフォン/スマートフォンの選び方

スマホで使いやすいディスプレイサイズは?(2ページ目)

スマートフォンの市場が拡大するにつれ、ディスプレイサイズは、どんどん大型化しています。利用シーンに合わせて、各ディスプレイサイズの使いやすさを比較してみたいと思います。ここで、比較する機種としては、以下の機種を使用しました。OSの違いは考えずに、単純に大きさとして比較を行います。

伊藤 浩一

執筆者:伊藤 浩一

デジタルガジェットガイド


電話としての利用シーン

片手で持って、耳に本体を当てて話すスタイルを想定しています。この場合は、5インチサイズくらいまでが電話としての使いやすい大きさとなっています。ただし、6インチ以上となると、口と本体のマイクの位置が同じ方向となるため、音声は意外に聞きやすく拾うことができます。長電話用途で使う場合は、5インチ以上では、重く感じてしまいます。Bluetoothヘッドセットを使う方が電話用途しては良いでしょう。

Xperia Z Ultraを電話で利用例。

Xperia Z Ultraを電話で利用例。



ブラウザの利用シーン

ブラウザは、標準ではスマートフォン対応サイトを表示しますが、PC対応サイトに表示を変更することができます。5インチ以下では、スマートフォン対応サイトの方が視認性もよく、操作がしやすくなります。対して6インチ以上では、PC対応サイトでも視認や操作がしやすくなってきますので、PC対応サイトを常用したいユーザーは6インチ以上が良いでしょう。

ブラウザの利用例。左のiPhone 5sではスマホ対応サイト、右のGALAXY TabではPC対応サイトを表示。

ブラウザの利用例。左のiPhone 5sではスマホ対応サイト、右のGALAXY TabではPC対応サイトを表示。


いかがでしたでしょうか。今回は、ディスプレイサイズの物理的な大きさに絞った比較を行いました。実際は、OSの種類や利用するアプリによって操作感は変わってきます。小さなディスプレイに合ったアプリ、大きなディスプレイに合ったアプリを使うことで、操作性を補完することも可能です。ユーザー毎に、自分の利用シーンに合わせて、最適なディスプレイの端末を選択しましょう。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※機種やOSのバージョンによって画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます