「MANHATTAN」がテーマの新コレクション
香月さんは開発されるとき、自ら各国に足を運びその季節や地域を感じ、それをデザインに落としこんできています。今回は、ニューヨーク・マンハッタンにみせられて創りだされたラグです。■歩くたびに景色がかわるマンハッタンの通りを表現したシリーズ
■ハドソン川から眺めた摩天楼をテーマに建造物のシルエットをモティーフにしたシリーズ
僕はデザインの専門家ではないので、デザインの良し悪しというのをお伝えしたいわけではありません。KATSUKI CONNECTIONを皆さんに知っていただきたいと思ったのは、ものをつくる側の思いを正しくお伝えしたいと思ったからです。
デザイナーである香月さん自身が、ものづくりをしている現場に足をはこび、自分で海外を旅し、ものづくりとデザインを融合させる。ひとつひとつの作品は、「売りたい」とか「必要だから」生まれてきた作品ではなく、「つくりたい」という思いから生み出された作品です。そんな作品には、「もの」そのものに宿る力があります。
そんな思いは、もしかしたら「ものづくり(デザイナー)の自己満足」ということなのかもしれません。でもその「自己満足」は悪いものでしょうか?僕は「自分が欲しい」と思うものをつくっている香月さんの姿勢や、ものづくりをする職人たちの姿は、「自己満足」を超えて皆様の心に響くのではないかと思っています。
ぜひ皆さんの生活の一部にこんな力をもったラグを一枚敷いてみてはいかがでしょうか?もしかしたらお部屋に彩りが加わるとともに、心を明るくしてくれるのかもしれません。