初心者は少額投資から始めよう
まいど、相場の福の神こと藤本です。今年からNISA（少額投資非課税制度）がスタート、株式投資を始めようとする方が増えてきています。株式投資で上手く成果を出すには、スポーツと同じで練習が必要です。初心者はいきなり大金で投資を始めるのではなく、少額から投資を始めて、自信がついてきたら徐々に金額を増加するのが良いでしょう。投資金額別に福の神がおススメの銘柄ベスト10をご紹介いたします。今回は2万円前後で買える銘柄です。最低投資金額
株式には、銘柄によって売買単位が決まっています。株式を売買する場合……
最低投資金額＝株価×売買単位 で最低投資金額が決まります。
売買単位は、1株、10株、50株、100株、1000株など様々あります。これでは、ややこしいので、全国の取引所では将来的に全ての銘柄の売買単位を100株に統一する予定です。
株式投資を行う際は、最低投資金額をまずチェックする必要があります。自分の投資金額の範囲内で買える銘柄を探しましょう。
2万円銘柄の選び方
2万円
2014年1月17日終値ベースで、最低投資金額が1万以上2万円以下の銘柄は、71銘柄あります。
1万円銘柄と違い、極端な超低位株ではありません。2万円銘柄の選定基準は、NISA（少額投資非課税制度）での中・長期投資を考えて、予想配当利回り 1.5％以上で、株価純資産倍率が小さい順に10銘柄選択してみました。
<2693>ＹＫＴ (東証JQｽﾀﾝﾀﾞｰﾄﾞ)
■福の神ワンポイントＹＫＴ<2693>は、「産業の西と東を結ぶ架け橋」の中堅機械専門商社。円安で輸入機械の採算が悪化。東南アジア向けの販売に注力しています。
■株式データ 1月17日終値基準
株価 167円
単元株数 100株
予想PER（連）赤字
PBR（連) 0.36倍
予想配当利回り 2.99％
時価総額 約20億円
<7727> オーバル (東証2部)
■福の神ワンポイントオーバル<7727>は流量計及び関連機器、システムの専業メーカー。
■株式データ 1月17日終値基準
株価 181円
単元株数 100株
予想PER（連）47.3倍
PBR（連) 0.42倍
予想配当利回り 2.76％
時価総額 約47億円
<6629> テクノホライゾン・ホールディングス (東証JQｽﾀﾝﾀﾞｰﾄﾞ)
■福の神ワンポイントテクノホライゾン・ホールディングス<6629>は、株式会社タイテックと株式会社エルモ社の共同持株会社。光学機器7割・電子機器3割。「分かる授業」・「効果の高いプレゼンテーション・会議」を実現する書画カメラ（資料提示装置）が看板商品。
■株式データ 1月17日終値基準
株価 191円
単元株数 100株
予想PER（連）赤字
PBR（連) 0.50倍
予想配当利回り 3.14％
時価総額 約266億円
<2768> 双日 (東証１部)
■福の神ワンポイント双日<2768>は、2003年に日商岩井とニチメンが経営統合した総合商社。国内外約450社の連結対象会社とともに、世界約50の国と地域に事業を展開する総合商社として、幅広いビジネスを展開。
■株式データ 1月17日終値基準
株価 196円
単元株数 100株
予想PER（連）9.8倍
PBR（連) 0.57倍
予想配当利回り 2.04％
時価総額 約2453億円
<2665> 三井情報 (東証2部)
■福の神ワンポイント三井情報<2665>は、三井物産系列のシステム会社。企業や官公庁向けネットワーク基盤やコンタクトセンターシステムの構築に強みを持ったネクストコムと、主に企業システムの構築や保守・運用を手がけてきた三井情報開発とが2007年4月に合併した会社です。
■株式データ 1月17日終値基準
株価 166円
単元株数 100株
予想PER（連）32.7倍
PBR（連) 0.62倍
予想配当利回り 3.01％
時価総額 約196億円
<7624> ＮａＩＴＯ (東証JQｽﾀﾝﾀﾞｰﾄﾞ)
■福の神ワンポイントＮａＩＴＯ<7624>は、切削工具・機械工具・産業機器・工作機械等の専門商社。強みは、「情報力」と「技術力」にあります。情報力と技術力を駆使してユーザーニーズを見据えた提案営業を実践し、お客様のソリューションをサポートしています。
■株式データ 1月17日終値基準
株価 131円
単元株数 100株
予想PER（連）32.5倍
PBR（連) 0.73倍
予想配当利回り 1.52％
時価総額 約72億円
<5703> 日本軽金属ホールディングス (東証１部)
■福の神ワンポイント日本軽金属ホールディングス<5703>は、アルミニウムの原料から加工製品に至るまで、幅広い製品を扱ってきた日本で唯一のアルミ総合一貫メーカーです。
■株式データ 1月17日終値基準
株価 146円
単元株数 100株
予想PER（連）15.9倍
PBR（連) 0.74倍
予想配当利回り 2.73％
時価総額 約796億円
<5358> イソライト工業 (東証１部)
■福の神ワンポイントイソライト工業<5358>は、耐火断熱れんがとセラミックファイバーに代表される耐火断熱材大手。アジア向けの販売に注力しており、海外売上高比率35％。
■株式データ 1月17日終値基準
株価 198円
単元株数 100株
予想PER（連）11.3倍
PBR（連) 0.77倍
予想配当利回り 2.02％
時価総額 約47億円
<3315> 日本コークス工業 (東証１部)
■福の神ワンポイント日本コークス工業<3315>は、製鉄の使用されるコークス（石炭を乾留（蒸し焼き）した燃料）製造の大手。JPX日経400構成銘柄。
■株式データ 1月17日終値基準
株価 156円
単元株数 100株
予想PER（連）15.2倍
PBR（連) 1.13倍
予想配当利回り 1.92％
時価総額 約472億円
<7527>システムソフト （東証JQスタンダード）
■福の神ワンポイントシステムソフト<7527>はアパマンショップグループ傘下のシステム会社。システム開発から始まり、現在はWebマーケティングに注力しています。
■株式データ 1月17日基準
株価 118円
単元株数 100株
予想PER（蓮） 20.7倍
PBR（蓮） 1.34倍
予想配当利回り 1.62％
時価総額 79億円
組み合わせ投資と損切り
初心者がこの2万円銘柄の中から、選んで株式投資を行う場合、可能であれば3銘柄以上を組み合わせて投資することをおススメします。また、買う前に、損切りポイントを決めておくべきです。初心者の場合、株価がいくらになったら売ろうと、○○万円儲かったら売ろうとか利食いのポイントは考えるのですが、損切りするポイントはあまり考えずに投資する方が多いです。
利食いの決め方は、シンプルです、「買った理由がなくなった時が売り場」です。株式を買おうと思う場合、何らか買おうと思った理由があるはずです。例えば、「株価指標が同業他社に比べて割安だ」と思って買った場合、思惑通り株価が上昇すると、割安でなくなっていくはずです。そうすると売り場ということです。
是非、買う前に損切りポイントを決めて、複数銘柄を組み合わせて投資することをおススメします。
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