どうなる?どうする?資産運用2014 その1

まいど、相場の福の神こと藤本です。昨年2013年は、アベノミクス相場で記録的な値上がりだった東京株式市場、また為替市場もそれまでの円高が一変、大きく円安に動きました。今年2014年がスタートしましたが、新年大発会から大幅安となり波乱の幕開けとなりました。「どうなる?どうする?資産運用2014」と題して、NISA(少額投資非課税制度)が始まったこの機をとらえ、新たな資産運用の方法を探る、そんな初心者向けに、2014年の経済予想を踏まえ資産運用法をコンパクトにまとめ会話形式で解説します。第1回目は、「インフレ時代到来!2014年の投資環境」です。

インフレ時代到来!2014年の投資環境

聞き手
2014年が始まったところですが、今年の投資環境はいかがでしょうか?

藤本
一言で言って、今年は「分散」の年だと思います。一昨年2012年までは投資などする必要はなかったと言えます。なぜなら、ここに、東京都の消費者物価指数の前年同月比の推移とドル円の週足チャートがありますが、リーマン・ショック後、需要が落ち込んだことからモノの価格が下がるデフレが続きました。また、為替相場も円高に動いています。この場合、株式などの金融資産に投資するよりも、銀行預金や現金などに「集中投資」して保有していれば、モノの価格は下がり、円高になったので相対的に最も儲かったのです。

現金や預金の場合、投資というイメージはないですが、現金も預金も日本円建てなので、日本円という通貨に投資していることになるのです。

しかし、昨年のアベノミクス相場から外部環境が一変してしまいました。黒田総裁率いる日本銀行は年率2%のインフレ目標をたてています。また、為替相場もアベノミクスの第一の矢である「異次元の金融緩和」によりそれまでの円高トレンドから1ドル100円を超える円安トレンドに入っています。

今後、この変化はしばらく続きそうです。ようやく長いデフレの時代が終わり、少しずつインフレの時代に入っていきそうです。

インフレ時代では、銀行預金や現金のみの金融資産を持つことは、円のみに集中投資していることになるので、相対的には目減りしてしまい、負けてしまうということです。消費税増税などの懸念はありますが、ちょうど今年からNISA(少額投資非課税制度)が始まるので、様々な金融商品に分散投資を行う資産運用を始める好機となりそうです。

聞き手
最近CMなどでたまに聞くのですが、NISAって何ですか?また、実際にはどのように始めればよいのでしょうか?

藤本
NISA(少額投資非課税制度)は、年間100万円まで最長5年間で総額500万円までの投資が非課税になる制度です。対象商品は、上場株式・株式投資信託です。銀行や証券会社で1人1口座のみ開設することが可能です。

株式・債券・投信・保険など様々な金融商品があります。今まで、「判らないから」とか「損をしたくないから」とかの理由で資産運用をまだ行わなかった方も、インフレ時代になると自動的に目減りしていくので、自ら考えて資産運用を始める方が増えてきそうです。ネットやスマホなどで気軽に様々な情報が得られる時代になっていますので、情報収集してみましょう。その上で自分に一番合った金融機関を選んで、まず少額からで良いので始めることが良いと思います。

聞き手
なるほど。そういう意味では、今が投資を始めるには最適ということですね。

今回のまとめ

・日本はこれから、インフレ時代に向かう、インフレ時代は、現金(貯金)は目減りする可能性が高い
・集中投資ではなく、様々な金融資産に分散投資を行うのが大切
・ネット・スマホによる簡単・便利な投資を行う環境が整ってきた


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