極上のラテに、日本の魅力を組み合わせて
東京メトロの築地駅のすぐそばの路地裏にオープンしたエスプレッソバー、Turret COFFEE(ターレットコーヒー)は、「近所じゃなくても行きたい」と思わせる個性的な魅力に満ちています。その魅力とは、技術に裏打ちされたエンターテイメント性と、築地を訪れる外国人観光客にも好評という「日本ならでは」、そして「築地ならでは」を意識した斬新で洗練されたひと工夫。
看板メニューはターレットラテ
川崎さんはフリーポア・ラテアートの第一人者として世界的に名高い澤田洋史さんのSTREAMER COFFEE COMPANYや六本木メルセデスペンツ・コネクションのDOWNSTAIRS COFFEEでバリスタとしての技術に磨をかけ、澤田さんの監修のもとでTurret COFFEEをオープンしました。カウンターにはDOWNSTAIRS COFFEEで使い慣れていたというシモネリのアウレリア2が輝いています。実用性が高く、疲れないエスプレッソマシンなのだとか。
さっそく看板メニューのターレットラテを注文。すぐ目の前でバリスタがミルクピッチャーを緻密にコントロールしながら褐色と乳白色のマーブル模様を描きあげる姿は、いつ見ても心はずむもの。
見事なラテアートの完成したカップがさしだされ、ひとくち味わうと同時に、私の視線はカウンターの上のカステラとどら焼きに。和菓子とラテの組み合わせはいかに? 次ページでご紹介します。