美味しくて楽しい! 名物きりたんぽづくりに挑戦!
きりたんぽづくりに挑戦! 一部パパママの助けを借りれば3歳の子どもでも作れた。チクワのように串にうまく巻きつけよう
できたての「味噌付けたんぽ」。その場ですぐに食べられるから美味しさ倍増!
作り方はとてもシンプル。まずは、すり鉢で七分程度についお米を串に巻きつけたら、弱火でキツネ色になるまでこんがり焼きます。そのあと、くるみ味噌を表面に塗って焼く、という工程を数回繰り返せば完成。娘は3歳なので手助けが必要な工程もありましたが、やはり自分で作ったきりたんぽの味は格別なようで、一人で1本ペロリと完食! 所要時間は20~30分、料金は300円です。
ちなみに今回初めて知ったのですが、私たちが普段「きりたんぽ」と呼んでいるものは、実は「たんぽ」と呼ぶのが正式なのだそう。現地では鍋に入れるとき切ったものだけが「きりたんぽ」と呼びます。ただ、「たんぽ」といっても現地以外では通じないことが多いので、切っていないものも「きりたんぽ」と表示されているのが一般的なようです。
「あんとらあ」の手作り体験館では、ほかにもしそ巻大根づくり、南部せんべい作り(要予約)など、いろいろな体験コーナーがあります。また、売店や物販展示コーナー、朝採れの新鮮野菜を売る産直所もあり、お土産を買うにも便利なスポットです。
■「あんとらあ」道の駅かづの
住所:秋田県鹿角市花輪新田町11-4
アクセス:鹿角花輪駅から車で3分
電話:0186-22-0555
HP:「あんとらあ」道の駅かづの
日本最大規模の採掘跡、尾去沢鉱山
尾去沢鉱山。日本大規模の銅鉱脈採掘跡が残っており、見ごたえたっぷり
昭和時代に使われていたバッテリー電車
坑内は天然のクーラーになっており、年間を通して気温13度に保たれています。夏は外より涼しく、冬は暖かく感じるので、冬の観光も快適。ちなみに坑内の岩盤はかたく、地震のときでも揺れないそう。
子どもが夢中になる天然石堀り
■史跡 尾去沢鉱山
住所:秋田県鹿角市尾去沢字獅子沢13-5
アクセス:JR花輪線鹿角花輪駅から車で10分
電話:0186-22-0123
料金:大人1000円、シニア・中高生800円、小学生600円、小学生未満無料
※砂金採り30分700円(中学生以下は500円)、天然石堀り20分500円
HP:史跡 尾去沢鉱山
冬の子連れ東北旅行のヒント・注意
普段遊べない雪で思いっきり遊ばせてあげるには装備も重要
現地での移動にはレンタカーが便利。ただ、雪道運転に慣れていない場合はおすすめしません。今回紹介した場所はいずれも駅から近く、タクシー利用圏内。また、宿は事前に頼んでおけば最寄り駅からの送迎に対応してくれるところも多いです。
旅程は首都圏からであれば移動を考えると最低でも2泊はほしいところ。今回は2泊3日の旅程でしたが、今回紹介したあたりを周るならこれでも十分。もう1泊あれば、さらに余裕のもった旅程になると思います。
■秋田・鹿角地域へのアクセス
東京駅から東北新幹線で盛岡まで約2時間半
盛岡からは高速バス「みちのく号」で鹿角花輪まで約1時間30分。
(もしくは、盛岡からJR花輪線で鹿角花輪駅まで約1時間50分)
取材協力:秋田県鹿角地域振興局