2次試験は事実上の一発勝負。「前期」への出願がカギを握る
試験日を万全の態勢で迎えるために準備できることを整理しておこう。
試験期間は、2月下旬の「前期」と3月上旬の「後期」の2つが設定されており、多くの大学で前期と後期に募集人員を配分しています(中期を設けている公立大学もあります)。受験生は前期と後期に1校ずつ出願できますが、後期は定員も少なく、前期試験で成績を残せなかった場合の「敗者復活戦」的な試験で、事実上の一発勝負といえます。
また、前期は科目別の記述式試験がほとんどであるのに対し、後期では小論文や面接などを課す大学が多く、前期とは違った対策が必要です。最近は後期試験を縮小・廃止する大学も増えているので、各大学の入試方式をよく調べておく必要があります。