貯まる人になるための要素がいっぱいの「小銭貯金」
どうしてお金のプロたちは小銭貯金をすすめるのか……。古典的で超アナログな貯蓄方法ですが、小銭貯金には貯まる人になるための大切な要素がいっぱいだから。すぐに小銭貯金を始めなきゃ!と思えてくる「おすすめな理由」を整理してみました。理由1.楽しみながら貯められる
小銭貯金の貯め方はアイデア次第。500円硬貨だけを貯める「500円玉貯金」、買おうと思ったお菓子などをやめてその金額を貯める「つもり貯金」、帰宅したらお財布の中にある50円以下の硬貨を毎日貯める「ざっくり貯金」、1から365の数字を書いた紙を用意して毎日数字の金額を貯めていく「365日貯金」など方法はいろいろ。ポイントは、自分が楽しめる方法を見つけることです。理由2. 「貯まる」を実感できる
重さもかさもある小銭。少し貯まってくると目に見えて量が増えたり、貯金箱が重たくなってきます。もちろん小銭ですから金額は大したことないかもしれませんが、貯まっていることを実感できます。この達成感が続くコツ。小銭貯金専用の通帳を作って、ある程度貯まったら口座にまとめていくと、より確実にチリ積もパワーが形に残ります。理由3.細かいお金に気を使うようになる
何気なく見ていた1円、5円といった単位が気になるようになり、頻繁に買うものの価格に敏感になります。これが節約できる人になる第一歩。店や時期によって価格が変わる日用品は、底値を意識するようになるのです。大きなお金を貯めるには、まず細かいお金を大切にすることから始まります。理由4. 「増やす」を意識するようになる
まとまった金額は給与天引きや銀行引き落としで意識せずに貯めるのがコツですが、小さいお金は意識して貯めるのがポイント。小銭貯金の楽しさがわかってくると、増やすために敢えて紙幣を使ったり、500円玉でお釣りをもらえるように支払うなど、お金の使い方が変わってきます。理由5.小銭も侮りがたし! 続ければ意外に貯まる
たとえば、1日に貯めるお金は1円から365円の「365日貯金」でも1年続ければ6万6795円。500円玉貯金なら3日に1回程度貯金箱へ入れれば1年で約6万円。節約が苦手な人でも、小銭貯金なら結果が目に見えるのでモチベーションがアップ。ただし、あまり貯めようとし過ぎるとお財布が苦しくなって続きません。小銭貯金は無理しちゃダメ! とにかく続けることが大切です。貯める習慣がない人にとって「貯蓄」はハードルが高いかもしれません。でも小銭貯金なら自分の性格や行動パターンを考慮して、貯めやすければどんな方法でもOK。小銭貯金で貯める楽しさがわかってくると、積み立てなどメインとなる貯蓄への意欲もアップするはずです。
【関連記事をチェック】
20万円の手取り給料から5万円貯めるには?
物欲に勝ってお金を貯める!5つの作戦
「小銭貯金」金持ち流のやり方
これでゼッタイお金が貯まる!7つの仕組み