「一緒の食事」はチャンスがいっぱい
一緒の食事のときは、本当の自分を打ち明けるチャンス!
男の子が目当てのエッチな本を買う時に、他の参考書や実用書に紛れ込ませてレジに持っていくように、情報は小出しにして少しずつ相手になじませていきましょう。
例えば前述の「オッサンっぽい自分」を相手に伝えたいときは、デートで食事する機会を利用しましょう。付き合ってお互いに少しずつ慣れてきたら、いつもオシャレなイタリアンなどに行くのではなく、「今日何食べたい?」って聞かれたときに、たまには居酒屋さんや焼き鳥屋さん、赤ちょうちんのお店などチョイスしてみましょう。それまでのあなたしか知らなった彼が驚いて珍しがったら「実はこういうとこ、結構好きなんだよね~♪」と軽くジャブを打てるチャンスです。
「イタリアンや創作和食も大好きだし素敵だけど、こういうカウンターの焼き鳥屋さんとか昔ながらの赤ちょうちんみたいなお店ってなんか落ち着くんだ~♪」なんてあなたのオッサンっぽさ(=素の自分)をさりげなく伝えてみましょう。
でも、お店選びでジャブが入ったからと言って、メニュー選びでそのままオッサン趣味を爆走してはいけません。
相手に合わせて女の子っぽい表面を演出できるあなたは、カワイイ路線のものもそれはそれとして楽しめるはず。きちんとトマト串やシーザーサラダなんかもチョイスして様子を見つつ、頃合いを見て、「ちょっと渋いの頼んでいい?」なんて言って本命のモツ煮込みや塩辛、ホタルイカの沖漬けといった渋メニューをオーダーしましょう。その頃には彼も場が馴染んできているので引いたりはしませんよね。
「ずいぶん渋いのいくね~」なんて驚かれても、「そうなの~。オッサンっぽいな~とは思うんだけど、こういうメニュー大好きなんだよね~♪」「他にも干物とか漬物とかも大好きだよ~♪」なんて和気藹々と話せるはずです。
そして、〆はまたかわいい路線に戻って甘いもの、デザートが食べたくなるのも女心だったりしますよね。そうやって、一度に自分のオッサンっぽさ(=素の自分)を全部伝えるんではなく、何回かに分けて少しずつ出していけばいいんです。ちょっと受け入れてくれたからって一気に見せすぎると相手も引いてしまいます。何事もグラデーションが大切ですよね。
「○○くんの前だとこういう部分も出せて嬉しいな♪」「やっぱりご飯行くときに赤ちょうちんって機会ないし、普段はあんまり出せないんだよね♪」と、一緒にこの場を楽しめるのが嬉しいということを伝えつつ、基本はジャブで小出し小出しに。たまにアッパーやストレートを織り交ぜていけば、徐々に相手もあなたのオッサンっぽさに馴染んでいってくれますよ。
そして気付きましたか? 必ずオッサンを出す時には会話のラストに「♪」を付けるように会話するのもポイントです。