2014年1月のオススメ展覧会・美術展
2014年がスタート。すでに心が踊る展覧会が数多く開かれています。新春を飾るに相応しい、気分が上がる展覧会や、新しくオープンしたアートスペースを紹介します!
《櫨原(はぜはら)分校》1983年
IZU PHOTO MUSEUM「増山たづ子 すべて写真になる日まで」で展示。
◎2014年1月のオススメ美術館-目次-
・国立西洋美術館(上野):国立西洋美術館×ポーラ美術館 モネ、風景をみる眼―19世紀フランス風景画の革新
・山種美術館(広尾):Kawaii 日本美術―若冲・栖鳳・松園から熊谷守一まで―
・IZU PHOTO MUSEUM(静岡県長泉町):増山たづ子 すべて写真になる日まで
・NTT インターコミュニケーション・センター[ICC](初台):オープン・スペース 2013
・アーツ前橋(群馬県前橋市):カゼイロノハナ 未来への対話
画家は何を見て、何を選び、描いたのか?
国立西洋美術館(上野):国立西洋美術館×ポーラ美術館 モネ、風景をみる眼―19世紀フランス風景画の革新
印象派を代表する画家として、生前から現在に至るまで常に人気の高いクロード・モネ。彼の描く風景画は、なぜこんなにも人の心を惹き付けるのでしょう?
この展覧会では、モネがなにを、どのように見て、そして描いていったのかを、フレーミングや光の捉え方、絵画のなかでの奥行きなどのテーマに沿って、そしてセザンヌやピカソなどの作品との比較を通じて検証していきます。
ちなみに、展示されている作品はすべて国立西洋美術館とポーラ美術館(神奈川県箱根市)のコレクションによって構成されています。印象派コレクションでは評価の高い二つの美術館、珠玉の名作をいっぺんに鑑賞できるまたとない機会でもあります。
そして、この展覧会は新しい年を華々しく飾るオリジナルグッズがとにかく充実!クリアファイルや一筆箋など日常使いができるアイテムから、限定のバックインバッグまでバラエティに富んでいます。展覧会から帰った後もモネの世界に浸れるはず。
■DATA 国立西洋美術館×ポーラ美術館 モネ、風景をみる眼―19世紀フランス風景画の革新について
展覧会名称:国立西洋美術館×ポーラ美術館 モネ、風景をみる眼―19世紀フランス風景画の革新
会場:国立西洋美術館
会期:2013年12月7日(土)~2014年3月9日(日)
開館時間:9:30-17:30(金曜日は20:00まで)
※入館はそれぞれ閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし1月13日は開館、翌火曜日休館)
Web: http://www.tbs.co.jp/monet-ten/nmwa/
次のページでは山種美術館(広尾):Kawaii 日本美術―若冲・栖鳳・松園から熊谷守一まで―を紹介します。