資産運用

あの人は、なぜ投資を始めたのか?~田口智隆編~(2ページ目)

投資を始めるきっかけは?と聞くと、けっこうおもしろい答えが返ってくることが多いと思うことがあります。なので、今回はこれをシリーズ化して記事にしようと思いたちました。1回目は、田口智隆さん。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

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今はもっぱら長期投資に励む 

ガイド:今は、どういう投資をされているんですか?

田口:今は投資信託が中心です。2007年くらいにセゾン投信の中野さんに出会って、けっこう影響を受けましたね。彼が「面倒臭いと思う人が買うのがセゾン投信のファンドなんだ」と言っていて。だったら何も考えずに、お任せパックのような投信を買えばいいのかなって単純に思いました。

ガイド:ということは、毎月積み立て?

田口:普通は自動積み立てで、月に1回買い付けるやり方なんでしょうけど、僕は毎日買い付けています。毎日自分でログインをして注文してるんですよ。つまり、毎日がドルコスト平均法です。そうすれば、何かあったときに究極的な平均が取れると思うんですよ。ただ僕の場合、毎日のログインが面倒でないからできるのであって、それが面倒であれば月に1回の自動積み立てでいいと思うんですよね。

優待目当てで株を買うことも 

ガイド:個別では持たないんですか?

田口:株主優待が目的で買っている銘柄もあります。基本的には食べ物系の会社さんです。居酒屋とかファミレス関係とか。けっこう利用するので、助かりますよ(笑)。それは優待が目的なので売買をすることもないですし、利回りが云々と考えることもないですね。だから、わりとのんびりした投資をしていると思いますよ。

ガイド:ちょっと気になったんですが、お話を聞いた限りでは大きなマイナスってないですよね?

田口:投資においてはないですね。すごく石橋を叩いて渡るタイプなんで。どこで叩いたのかというと、日興ビーンス証券でIPO情報を調べて書き出したところが一番のたたき所だったと、今振り返ると思います。そこを調べてないと不安になるので。でもちゃんと調べたから、自信を持てたんでしょうね。それに、初値で絶対に売ると決めていたから、大きな痛手はこうむらないですよ。だからIPO投資をする人は、損切りに対して抵抗感は持っていませんよね。だって、次のIPOで取り返すことができる自信があったんですから。

ガイド:今は、どうやって勉強しているんですか?

田口:僕の勉強法は「耳学」です。僕自身が主催をするセミナーに、僕が話をお聞きしたいと思う方をおよびして、そこで話を聞いて勉強してます。だから、参加者の方よりも僕の方が勉強になってると思います。みなさん専門家ですし、すごくわかりやすく説明してくださるので、すごく理解できますよね。やっぱり、直接話を聞くのは勉強になりますよ。

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