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2014年名古屋発ヒット候補BEST3(3ページ目)

毎年恒例のヒット予測企画。今回は地元タウン誌「Cheek」の金森康浩編集長がセレクト。2014年、名古屋をにぎわす街ネタはコレだ!

大竹 敏之

執筆者:大竹 敏之

名古屋ガイド

第1位 和食の新店舗が続々登場(!?) 東南アジア料理や海老グルメも

金森 「『和食=日本人の伝統的な食文化』がユネスコの無形文化遺産に登録され、名古屋のいくつかの飲食店が和食に力を入れていく動きがあります。

がブリチキン

「がブリチキン。」で大人気のブルームダイニングサービスも和食業態に進出予定!

名古屋には地域に根ざした外食の有力企業がいくつもある。例えば豆家グループ(『豆家genge』『豆家別邸しびかま』『豆家茶寮』など)既に予約の取れない和食の店として知られていますし、今名古屋の飲食業界で一番勢いのあるブルームダイニングサービス(『がぶりチキン』など)も和食部門強化に着手するとのこと。こうした企業が魅力的な新しい和食の業態を出店するのではないでしょうか。弊誌でも2月22発売の4月号で和食特集を組み、この動きをいち早く先取りしていく予定です。

その他、グルメの話題では東南アジアグルメと海老グルメが面白い。2013年の後半からタイやベトナムなど東南アジアのグルメのお店が続々とオープン。高岳の『東桜パクチー』、伏見の『カオサンカァ』、金山の『ビンヤン』など女性同士でも入りやすい可愛いお店のオープンが増えてきました。わざわざ旅行に行かなくても、近場でプチトリップ気分を味わえる、アジアングルメのお店は2014年も注目です。

Cheek

「Cheek」では2013年6月・12月のパン特集号が大ヒット

マレーシア発祥のロティというヘルシーなパンも注目されつつあり、パン界にもアジアンブームがくるかもしれません。ちなみに弊誌ではパンの特集号がここ数年で一番の実売を記録しました。

また、バルは引き続きカタチを変えながらも人気が続きそう。そんな中、オマール海老のつかみ獲りができたり(栄『みんなのエビバル』)、エビづくしの料理が揃ったり(名駅『スペインバルエビート』)、海老をメインとしたお店がニューオープン。まだ数は少しですが、これから海老が絡んだお店が増えてくるのかもしれません」

ガイド・大竹の注目はコレ!
カレー煮込みうどん

鯱市

「カレー煮込うどん 鯱市」のカレー煮込。写真は生玉子入り800円

名古屋メシを代表する一品、味噌煮込みうどんに新しい動きが。味噌煮込みの代名詞的人気店「山本屋本店」が2013年5月にカレー煮込み専門店「カレー煮込うどん 鯱市」を大須にオープン。市内のうどん店でも、若手店主らが中心になってカレー煮込みを新メニューとして開発して売り出しています。

独特の固さがある煮込み専用麺がカレーのうまみを吸って、食べ進むごとにおいしくなっていくのが特徴。名古屋メシの新たなブレイク候補です!
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