辛かった昔の恋から目を背けるほど、逆に忘れることができないもの。きちんと向き合い「過去」として封印すれば、ステキな恋が訪れます。
フラれたのはあなたのせいではありません。彼のせいでもなければ、第三者(交際に反対した人や、彼が心変わりした相手)のせいでもありません。
そこにあるのは「ふたりは恋人として続ける関係ではなかった」という事実のみ。縁がなかっただけなのです。
「こうすればよかった」という後悔が、次の恋愛に役立つとは限りません。なぜなら次の相手は別の人間だからです。心がけとして頭の片隅に反省材料くらいは残しておいてもいいですが、別れた彼とは切り離して。
本当に縁のある相手ならば、いつかまた再会する機会は訪れます。だけどその縁は恋愛とは違います。未練を残すより「また会えればいいな」くらいの位置に留め、過去の恋はいったん終息させましょう。
■恋を邪魔するすべての要素を悪者にしない
特定の相手への未練ではなく、過去いくつかの恋愛によって気づいた「これが私の恋愛を邪魔している」要素があなたの足を引っ張っているとしたら、その考え自体を改めたほうがいいでしょう。
あなたの恋を邪魔しているのは要素そのものではなく、そう思い込んでいるあなた自身。自ら足かせを作り出し、それらのせいにすることであなたは「恋愛しない(できない)自分」を正当化してしまっているのです。
よく考えてみてください。あなたが恋愛すると迷惑などと思う他者はいないはず。仕事や趣味に充てる時間など「邪魔している」要素を失うことを恐れ、次の恋に踏み込めずにいるのもあなたの勝手な思い込みに過ぎないのです。
過去そうだったとしても、次の恋が同じとは限りません。スタートしてもいないうちに案じて躊躇するのはおかしな話。対策は起こってから考えればいいのです。
■「昔の彼」と同じ人間はいない
上記2つにも通じますが、恋愛対象は常に世界でただひとりの“彼”であり、昔つきあったどの彼とも同じ人間ではありません。頭ではわかっていても、つい昔の彼と似た要素を探してしまい「この人もきっと……」とネガティブな展開ばかり考えてしまうのは、次の彼にも失礼というもの。
似たような人ばかり好きになるのはしかたのないこと。あなたの好みはそうそう変わるものではありません。たとえそれで同じ失恋を繰り返したとしても、懲りずに新しい恋に飛び込めばいいのです。
過去を下敷きに「今度はこういうタイプじゃない人」と望む要素を増やすのは、ハードルを高くしてしまうだけ。同じ過ちを繰り返さないためには、相手にばかり要求するのではなく、あなた自身が変化するほうが早道です。
いかがでしょうか。
過去への未練や執着と思える要素を手放す呪文は「もう終わったことだから」。
今を生きているあなたがハッピーになるためには、この先に待ち構えているであろう出会いと、そこから始まる新しい恋愛だけあればいいのです。
新しい年、心をデトックスしてステキな恋を呼び込みましょうね!
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