連携する他職種についても理解しておこう
みなさんが介護福祉士になった際には他の職種と連携して要支援・要介護者をサポートすることになります。連携する他職種をあげてみましょう。介護支援専門員(ケアマネジャー)は、要介護者を対象にしたケアプラン(介護保険のサービスの種類、内容、利用回数などを定めた計画)を作成などの業務を行います。ちなみに、要支援者向けのプランは社会福祉士や保健師でも作成することができます。
医療系の職種には、医師(医療および保健指導を行う)、歯科医師、看護師、準看護師(免許は都道府県知事が交付する)、薬剤師(薬剤の処方は医師が行う)などがいます。
リハビリテーションに関わる職業としては、基本的動作能力の回復をはかるための作業を医師の指示のもとに行う理学療法士、応用的動作能力や社会的適応能力の回復をはかるための作業を医師の指示のもとに行う作業療法士、さらに言語訓練などを行う言語聴覚士などがいます。
社会福祉主事は福祉事務所などで福祉事務を職務とする人で、都道府県福祉事務所、市町村福祉事務所には設置義務がありますが、福祉事務所がない町村では任意設置です。
予習問題:アメリカの社会福祉学者バイスティックが提唱した、対人援助にかかわる援助者の行動規範「バイスティックの7原則」。その7項目を挙げてください。
正解は次回の記事でお伝えします!