速くて安いサンフランシスコの移動手段! BARTを乗りこなす
サンフランシスコ国際空港と市内中心部を約30分で結ぶ高速鉄道BART(バート)
車社会のアメリカで公共交通機関が充実している数少ない都市の1つ、サンフランシスコ。なかでも空港からの交通手段として便利なのが、サンフランシスコ中心部までを約30分で結ぶ高速鉄道「BART(バート)」。鉄道なので渋滞もなく、少しでも時間を有効に使いたい方におすすめ。今回はこのBARTの乗り方などについて詳しく説明します!
BARTとは
観光だけでなく地元の人の重要な移動方法 (c)Bart
1972年にサンフランシスコとオークランドを結ぶベイブリッジの渋滞解消を主な目的として開通。アメリカ合衆国公共交通協会から「アメリカ国内で優秀な運送システム」に認定されました。運行路線は右の画像の通りで、乗り換えなしでサンフランシスコ国際空港から市内中心部を結ぶのは、黄色で表記されている「Pittsburg/Bay Point~San Francisco Int'l Airport(Millbrae)ライン」です。この路線(サンフランシスコ中心部行き)は平日朝4時台から夜は24時近くまで、およそ20分間隔で運行しています。
空港内のBART駅
サンフランシスコ国際空港内のBART駅
BARTへはGarage Gからアクセス。 (c)San Francisco Bay Area Rapid Transit District
サンフランシスコ国際空港(SFO)は、西海岸ではロサンゼルス国際空港(LAX)に次ぐ大規模な空港で、徒歩での移動には時間がかかってしまいます。そこで、空港内にはAIR TRAINと呼ばれる空港内循環電車が運行しています。BARTへは「Garage G」というポイントで降りれば、乗り口は目の前。Garage Gに近づくと、AIR TRAIN内のアナウンスや電光掲示板で「BART」と表示されるので安心です。