ワザその1 小分けの器があれば盛り付け上手になれる
小分けにして盛り付けられるお皿は使い勝手抜群。やや深めのお皿のほうが、小分けにした料理が安定するので使いやすいです
おもてなしの日のお料理は、味はもちろんですが、ぱっと見た目の「美味しそう」も重要。そんな時には小分けできる器がおススメ。小さなお皿を並べるよりは、並べたり片付けたりが楽な連結タイプを選ぶのがコツ。真ん中を少し盛り上げるだけで上品な一皿が出来上がります。
オススメのお皿は
→ miyama.の“oju” 三つ仕切りと7寸半竹重箱
人気のisoraパレットなど、使いやすいうつわ作りで知られるmiyama.の“三つ仕切り”は、少し深めの小分けのお皿。三つ仕切りは単独で使ってもいいし、プレートの上に置くのもいい。同じojuシリーズの“7寸半竹重箱”の中に3つ並べてお料理を盛り付ければ、さらにグレードアップした雰囲気に。oju 三つ仕切(788円)が3つ、ぴったりのサイズで入れられるのが、ちょっと珍しい竹素材のお重oju 7寸半竹重箱(1万4175円)
ワザその2 蓋を開ける時のワクワク感で盛り上げる
例えば、人に作ってもらったお弁当って、蓋を開ける時に「何が入っているのかな」って期待しちゃいますよね。蓋を開けるという動作だけで、楽しさが増すのです。でも、お弁当箱を出すわけにはいかないし、蓋付きの和食器だと料理の幅が限定されるし。小さめのお重は普段使いにもできます。陶器製ならお手入れのことなど考えなくても気軽に使えます。少人数用のコンパクトなおせち料理にもぴったり。
そんなときは、カジュアルに使える小さめのお重を用意。重ねたままテーブルに運びんでゲストにサーブすれば、「なんだろう」って期待が高まって、特別感が感じられます。期待を裏切らない、自慢の味でもてなしましょう。
オススメのお皿は
→ シンプルで美しい、“h+(エイチプラス)”のお重
陶器も磁器も、焼いているときにはどうしても縮むので、ぴちっと重ねるお重などは作るのが難しいと聞いたことがあります。こちらは波佐見焼の職人さんが丁寧に作っていて、木のお重に比べればラフな印象はありますが、歪みはほとんどありません。h+(エイチプラス)の白磁のお重は、焼き物の産地・長崎県波佐見町で、職人が1点1点丁寧に作っています。サイズは大・中の2種類、それぞれ三段重、二段重から選べます。3465円(h+/白磁二段重 中)~7875円(h+/白磁三段重 大)
●h+の“白磁二段重”“白磁三段重”(各種)の詳細はコチラ
ワザその3 意外性のあるお皿でゲストの目を釘付けに
料理の盛り付け方だけじゃなく、うつわの選び方にも「こんな使い方があるんだ」って驚かされること、ありますよね。お皿はふつう、陶器、磁器、ガラス、という感じですが、ワザその1で紹介したような竹のお重など、ちょっと他では見ないような素材だと場が盛り上がったりします。オススメのお皿は
→ 見た目も機能もピカイチな“すずがみ”
すずがみは、プレゼンテーション効果の高い錫のお皿。雄勝石(玄昌石)のお皿も錫と同じく保冷機能があるので、組み合わせれば最強!温かい飲み物と一緒にいただく場合は、木のトレイなどに乗せれば、すずがみは冷たく、飲み物は温かいまま。なかなか賢いアイテムお皿なんです。さみだれ、あられ、かざはなの3種類、いずれも2,100円
中世ヨーロッパで、銀食器に次ぐ高級食器だった錫の食器。その錫を、薄い紙のような食器にしたのが“すずがみ”です。さりげないキラキラ感は、おもてなしにぴったり。錫は冷蔵庫で冷やしておくと、室温に出しておいてもその冷たさが持続します。冷たいままで食べるのが適しているもの、たとえばチーズやチョコレートなどを載せるのに向いています。