イスタンブール/イスタンブールの空港・市内交通

イスタンブールの海底トンネル地下鉄、マルマライ開通(2ページ目)

2013年10月に大々的に開通式典が執り行われたマルマライプロジェクト。一体どんなプロジェクトで、どの辺が便利になったのでしょうか? イスタンブール旅行前に必ず読んでおきたい、マルマライ情報です。

執筆者:安尾 亜紀

開通ルートと利用法

マルマライ路線図

今はまだ5駅だけなので、車内の路線図も分かりやすい

このマルマライ、現在はまだアジア側のアイルルックチェシュメ駅と、ヨーロッパ側のカズルチェシュメ駅間の5駅のみの運行となっています。ただし今後は既存の国鉄線などを改装して連結し、前述したようにアジア側のゲブゼからヨーロッパ側のハルカルまで、計76キロを走る長距離交通機関になる予定です。そして新たに開通している他の地下鉄ともところどころで乗り換え可能にし、包括的に利用できるよう計画が進んでいます。

では、現時点の5駅利用で便利なポイントはなんでしょうか?

シルケジ駅

左にあるのが、T1号線のシルケジ駅、右手にちょっと見えるのがマルマライのシルケジ駅につながる国鉄シルケジ駅。入口同士はとても近く、道を一本渡るだけ

まずはなんといっても、観光客が最もヘビーに利用する旧市街の路面電車、T1号線が走るシルケジ駅にもマルマライが乗り入れている点です。ここでマルマライに乗り換えると、アジア側の有名スポット、例えばウスキュダルへはたったの4分! さらに、ウスキュダルの隣、アイルルックチェシュメ駅にはアジア側に開通したばかりの新しいM4号線も乗り入れているので、旧市街からカドゥキョイを始めとしたM4号線エリアがぐっと身近になりました。

 

アイルルックチェシュメ駅

こちらは、アジア側にあるアイルルックチェシュメ駅。左手前がM4号線地下鉄入口で、右手奥にみえるのがマルマライ入口。地上に出る必要さえなく、駅構内で乗り換えができます!

一方、アタトゥルク空港への行き来もかなり便利になる予定です。マルマライ線のヨーロッパ側の駅、イェニカプには近い将来、M1号線が乗り入れることになっており、こうしてアジア側からでさえヨーロッパ側にあるアタトゥルク空港へのアプローチがスムーズになりそう。さらに、同じイェニカプ駅からは、新市街タキシムを通るM2号線が乗り入れる予定なので(シシハネ乗り換え)、新市街北部にひろがるオシャレエリアにも簡単に行けるようになり、観光客としても行動範囲がぐっと広くなります。

 

金角湾の橋(M2号線)

現在、イェニカプ駅とタキシムを結ぶ線が工事中。この、金角湾にかかる橋の上を電車が通る予定

開通予定も含めたイスタンブール路線図については、こちらが便利>>>イスタンブール路線図

イスタンブール地下鉄についての解説はこちらも便利>>>イスタンブール地下鉄(wiki)

 

価格、チケット情報

マルマライ発券機

こちらはチケット購入発券機。英語表示も選択できて、使いやすい。使える硬貨は1トルコリラと50クルシュのみ、紙幣は5、10、20トルコリラ紙幣のみ。最大20トルコリラまでしか入れられません

イスタンブールの他の地下鉄同様、マルマライも距離によって価格は変動しませんので、切符代は一律3トルコリラ、3枚買うと8トルコリラになっています。

イスタンブールカード

イスタンブールカード。これを使うと、公共交通機関の乗車料金がかなりお得に。スルタンアフメットやタキシムなどのキオスクで購入できます

一週間以上滞在する人、もしくは地下鉄、バス、フェリーなど公共交通機関を多用する人は「イスタンブールカード」というプリペイドカードを購入すれば一回1.95トルコリラとお得な価格で乗車できます。また、共通の交通機関間で乗り換えを行った場合には、さらに一回1.4トルコリラと安くなります。こうした手段をうまく有効活用しましょう。

 
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