インテリアコーディネート/部屋別コーディネート術

ラウンジスタイルでリビングダイニングの狭さを解決!

狭いLDにダイニングテーブルとソファを置いていて、動きにくい、窮屈だと感じたことはありませんか。思い切ってソファを置かず、大きめダイニングたーブルとゆったりできるチェアで、食事もくつろぎもかなえてしまう、ラウンジスタイルが注目を集めています。

執筆者:鈴木 理恵子

部屋に、ソファやダイニングテーブル、テレビ台に飾棚。家具が沢山窮屈に感じている方もいるのでは。少し手狭に感じるリビングダイニング(以下LD)の使い方を見直してみましょう。

ラウンジスタイルで狭さ解決

LDテーブル&チェア

限られたスペースに、沢山の家具を詰め込むよりも、兼用できるアイテムを活用すると余裕が生まれる(画像:柏木工)

ちょっと狭めのLDをゆったりと使うため、食事もくつろぎにも対応するLDテーブル&チェアを使ったレイアウトが注目を集めています。LDテーブル&チェアは従来のダイニングテーブル&チェアの高さよりも低く設計され、テレビをみたりおしゃべりをしたり団らんやくつろぎにも向く家具です。

最近、家具ショップや雑誌などでも「ラウンジスタイル」として特集され、認知度が高まっています。

 

目的で選ぶLDチェア

LDテーブル&チェアを選ぶときに気をつけたいのが使う目的。ゆったりくつろぐのがメインなのか、仕事や勉強、家事などの作業が中心なのかによって使いやすいチェアも変わってきます。
基本的にLDチェアは食事だけでなく、くつろぎも目的としているので、くつろいでいる時に、椅子の背に寄り掛かり足を少し前に出せるくらいに、通常の高さよりも低めで座面高さは380mm前後。また、テーブルも椅子に合わせてH650mm前後の高さになっています。テーブルや座面の高さが低くなるほどくつろぎ度が高くなります。

更に、ゆったりとしたくつろぎを求める場合には、
・背もたれやアームは姿勢を保持できるか。
・座面はウレタンなどが施してあり座り心地がよい
・座は広めでゆったりと座れ姿勢を変えても納まりがいい。

などに注意して選ぶといいですね。座面の材質やアームの高さなどによってもくつろぎ感は異なりますから実際に座って体感するのがいいでしょう。作業が多いのであれば、立ち座りの動作がしやすい、座面がしっかりとしていて作業姿勢がキープしやすいことなど、考慮に入れるといいでしょう。

ホームパーティ好きにはベンチを

LDテーブル&チェア

ベンチタイプは座る人数に融通が効くので来客時に便利。L型配置も人気があるが奥に座ると出入りが少々大変。(画像:カリモク家具)

また、新しいラウンジスタイルにはベンチチェアの提案も多くなりました。
ベンチは、座る人数に融通がきくのが大きなメリット。また、横に長いので奥行きがあるものであれば、ごろりと横になることもできますよ。

背が無いタイプは、テーブル下に収納することができる、反対側からテレビが見やすいといったメリットもありますが、背が無いのでゆったりとしたい方には不向き。

配置の時には出入りのしやすさも考慮しましょう。背のあるベンチをL型に配置する場合、3人以上座ると、奥の人の出入りが不自由になります。個別の椅子なども、必要に応じて組み合わせて使うといいですね。

LDテーブル&チェアはどちらかというとベーシックで落ち着いたデザインが多いのですが、最近は、北欧スタイルやスタイリッシュなスタイルにおススメなものが増え選択肢が広がりつつあります。ご自宅のイメージに合わせて選べるといいですね。

次ページからは、いろいろなスタイルのLDテーブル&チェアをご紹介します。
スタイリッシュなLDテーブル&チェア>>
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