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2014年、ドゥーパティスリーカフェ新始動(都立大学)(3ページ目)

2013年12月1日、都立大学の人気店「ドゥーパティスリーカフェ」は6周年を迎えました。オープニングよりシェフパティシエを務めてきた菅又亮輔氏が12月末をもって退職し、2014年1月より、新シェフの高山浩二氏による新体制がスタートします。菅又シェフと高山シェフへのインタビューで、それぞれのお菓子についてや、これからの抱負などを語っていただきました。【2015年4月閉店】

平岩 理緒

執筆者:平岩 理緒

スイーツガイド

2013年中に「ドゥーパティスリーカフェ」で食べておきたい菅又シェフのスペシャリテ

「マカロン」も菅又シェフのスペシャリテ。2011年に著書『暮らしを彩る「マカロンスタイル」』も発売。

「マカロン」も菅又シェフのスペシャリテ。2011年に著書『暮らしを彩る「マカロンスタイル」』も発売。


菅又シェフの「ドゥーパティスリーカフェ」のシェフパティシエ就任前の経歴を紐解くと、1976年に新潟に生まれ、26歳で渡仏。ノルマンディ、ローヌアルプ、アルザス、パリと各地で3年に渡って修業し、その後、舞浜のピエール・エルメ サロン・ド・テでスーシェフとして2年務めました。
菅又シェフ修業地のアルザスでクリスマスに作られる、スパイシーなドライフルーツのコンフィチュールを再現した「アルザス」

菅又シェフ修業地のアルザスでクリスマスに作られる、スパイシーなドライフルーツのコンフィチュールを再現した「アルザス」


そんな菅又シェフは、もちろん、アルザスの伝統菓子も得意。通常商品のクグロフや、アルザスでは冬場の保存食としてクリスマス時期に作られるドライフルーツとスパイスのジャム「コンフィチュール・ノエル」を通年で販売してきた「アルザス」もそのごく一部です。
菅又シェフはアルザスの伝統菓子が得意。2013年のクリスマスは4種の「シュトーレン」や「ベラベッカ」が登場

菅又シェフはアルザスの伝統菓子が得意。2013年のクリスマスは4種の「シュトーレン」や「ベラベッカ」が登場


ドイツとの国境となるアルザス滞在当時にシュトーレンのバリエーションも学び、毎年数種類を出していました。2013年のクリスマスは、ベーシックな「シュトーレン・トラディショナル」以外、残り僅かとなってしまったそうですが、またいずれ、腕を振るってくださる機会があることでしょう。

「ドゥーパティスリーカフェ」の2013年の年内営業は12月29日(日)まで。12月30日(月)~1月3日(金)が休みとなり、2014年は1月4日(土)より通常営業となります。

この12月末で、「ドゥーパティスリーカフェ」のシェフパティシエを退職する菅又シェフですが、2014年1月前半に販売予定のガレット・デ・ロワのみは、最後に菅又シェフがご担当されるそうですので、こちらも気になる方はぜひ早めのご予約を!1月5日からの販売予定だそうです。

なお、「エキュート東京」内の支店「ドゥーパティスリー ア トーキョー」は年末年始も無休で営業(朝7~22時)となります。12月31日(火)は7時~21時半まで、1月1日・2日は8時~21時半までに営業時間が変更となるので、ご注意ください。

菅又シェフ退社後も、エキュートの店舗は今のところ続けていく予定だそうです。12月30日~1月3日の本店休業期間は、生ケーキについては、菅又シェフ考案のものと高山シェフのものが半々くらいで並び、1月4日より生ケーキは全て高山シェフのお菓子となります。

それでは、次のページで、2014年1月より新たに「ドゥーパティスリーカフェ」のシェフパティシエとなる高山浩二シェフと、そのお菓子をご紹介します。

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